12月5日 ムクロジ − その2 |
ムクロジ〈無患子〉(ムクロジ科 ムクロジ属) 花期は6〜7月。 山地に生える高さ15mになる落葉高木。雌雄同株。 葉は互生。偶数羽状複葉で、小葉は4〜6対あり、狭長楕円形。 左右は不ぞろいで少しずれて葉軸につく。質は紙質で、ふちは全縁。 枝先に20〜30cmの円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。 花は直径4〜5mm。 果実は核果。直径2〜3cmの球形で、10〜11月に熟す。 果皮は袋状で半透明なあめ色。 核は直径約1cm、黒くて硬い。光沢はない。羽根つきの球や数珠に使われた。 【もう少し早く来ればよかったのかな】 【上の画像を拡大しました − 果皮は袋状で半透明なあめ色】 「果皮は袋状で半透明なあめ色」 【落ちていたのを拾いました − 果実は核果。直径2〜3cmの球形】 【果皮を剥いでみました −核は直径約1cm、黒くて硬い。光沢はない 】 「羽根つきの球や数珠に使われた」 ムクロジの羽根つきの羽根に使ったことは知っていましたが、実際に果肉の中に入っていたのを見たのは初めてです。 大げさな言い方をすれば、「長年の念願が叶った」。 【 6月27日の日記から】 * * * * * おまけ* * * * * 【ヒメスミレが咲いていました】 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |