9月5日 ムカゴトンボ |
ムカゴトンボ〈零余子蜻〉(ラン科 ミズトンボ属) 花期は8〜9月。 ムカゴソウとトンボソウに似ることによる。 日当たりのよい湿地に生える多年草。茎は高さ20〜50cm。 葉は下部に3〜5個つき、卵状楕円形で長さ4〜10cm。 上部は細い鱗片葉になる。茎頂に総状花序を立て、淡緑色の花を多数つける。 萼片、側花弁は長さ約3mmで、かぶと状にずい柱をおおい、 唇弁は3裂し、中裂片は舌状で長さ2〜3mm。 側裂片は糸状で長さ6〜7mm、開出する。 今年確認しているのは20株ほど。 「側裂片は糸状で長さ6〜7mm、開出する」 【側裂片が「まる」を作ると、両手で顔を「◯」で囲んでいるように見えるのです】 MさんがhanamistさんのHP「野の花賛花」のコピーを持参して、「こんなのが撮りたい」と。 【花を上から撮ってみました】 ところによって側裂片の長さ・太さが違い、両手で作る形も変わるようです。 図鑑「日本の野生植物」「山に咲く花」の画像は、バンザイしています。 【今日、広島と神戸の友人4人と、1時間以上かけて、「まる」を撮りました】 広島の友人たちの花に対する熱意は別格で、圧倒されどおしでした。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |