9月6日 コヤブタバコ 


【林縁で】
   09.8.28 撮影
   
    コヤブタバコ〈小薮煙草〉(キク科 ヤブタバコ属) 花期は7〜9月。
   山野の林内に普通に見られる高さ50〜100cmの2年草。
   茎は太く、よく枝分かれし、下部には白い軟毛が密生する。
   根生葉は花のころには枯れてない。
   下部の葉は長さ9〜25cmのさじ状長楕円形で、基部は次第に狭くなり葉柄の翼に続く。
   ふちには不揃いの鋸歯があり、両面ともやや密に白い軟毛が生える。
   中部の葉は長楕円形で、少し小さい。
   枝先に緑白色の頭花を下向きにつける。頭花は直径1.5〜1.8cm。
   頭花の基部には長さ2〜5cmの線状披針形の苞葉が多数つく。
   総苞は長さ7〜8mmの広鐘形。 
                                         
 09.9.6 撮影
名前とは逆に、頭花はヤブタバコより大きい
 
09.9.6 撮影
枝先に緑白色の頭花を下向きにつける
09.9.5 撮影
「頭花の基部には長さ2〜5cmの線状披針形の苞葉が多数つく」

上の画像を拡大しました
09.9.5 撮影
「花冠は緑白色、総苞の外片は緑色、内片は周りが白くて薄く、
内外はほとんど同じ長さで、ガンクビソウのように外から内に次第に長くなることはない」
  
* * * * * おまけの花 * * * * *

【カラスノゴマ】
09.9.6 撮影
林から草原に出たばかりの道ばたで。
(開花確認したドリーネ耕作そばのは全て刈られて無くなりました)


【イガホオズキ】  
09.9.6 撮影
果実がたくさん育っていますが、まだ花も咲き続けています。

 きょうは、“秋吉台の自然に親しむ会”の自然観察会「初秋の野草」でした。
かんかん照りの暑い草原でしたが、参加者全員元気に草原の野草を楽しみました。
駐車場に戻ってから、事務局長さんが育てられたスイカを3個、皆でご馳走になりました。
おみやげに頂いたカボチャは、「くりまさる」よりもホクホクで、とてもおいしかったです。


 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。