ムカゴソウ Heminium lanceum 〈零余草〉(ラン科 ムカゴソウ属)
花期は7〜8月。
亜寒帯〜熱帯のやや湿った草地に生える。
根は短く、一部は球状に肥厚する。
茎はやや細く高さ20-45cm、中部に3〜5葉を互生する。
葉は線形または広線形で鋭尖頭、長さ8-20cm、幅5-10mm、
基部は茎を抱く。
6〜8月、淡緑色の小花を多数穂状につける。
苞は卵状三角形で先端は鋭尖頭。
萼片は長楕円形、鈍頭、長さ2-2.5mm。
側花弁は線状被針形、萼片より少し短い。
唇弁は長さ6-8mm、線形、基部はやや幅広い。
中央まで3裂し、側裂片は糸状で長いが、
中裂片ははなはだ短く突起状。距はない。
蕊柱は短く小さい。
− 改訂新版「日本の野生植物1」 −
[山口県絶滅危惧TA類]
【@を拡大しました − 2株確認していましたが昨日、1株しかありませんでした】
18.7.1 撮影
【A − @に少し近寄って】
18.7.1 撮影
【Aを拡大しました − 何とか開花にしました】
18.7.1 撮影
このところの天気から、この株の花がきれいに咲き揃うことは期待できません。
残念で寂しいですが、今年のムカゴソウはこれでおしまいになると思われます。
* * * * * 昨年の画像から * * * * *
【B昨年は、花がたくさんつきました】
17.7.16 撮影
【Bを拡大しました】
17.7.16 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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