2018年 7月2日  ムカゴソウ



【@今年は寂しい限りで、この1株しか…】
18.7.1 撮影

          ムカゴソウ Heminium lanceum 〈零余草〉(ラン科 ムカゴソウ属) 
                                        花期は7〜8月。
         亜寒帯〜熱帯のやや湿った草地に生える。
         根は短く、一部は球状に肥厚する。
         茎はやや細く高さ20-45cm、中部に3〜5葉を互生する。
         葉は線形または広線形で鋭尖頭、長さ8-20cm、幅5-10mm、
         基部は茎を抱く。
         6〜8月、淡緑色の小花を多数穂状につける。
         苞は卵状三角形で先端は鋭尖頭。
         萼片は長楕円形、鈍頭、長さ2-2.5mm。
         側花弁は線状被針形、萼片より少し短い。
         唇弁は長さ6-8mm、線形、基部はやや幅広い。
         中央まで3裂し、側裂片は糸状で長いが、
         中裂片ははなはだ短く突起状。距はない。
         蕊柱は短く小さい。
          − 改訂新版「日本の野生植物1」 −
        
         [山口県絶滅危惧TA類]

【@を拡大しました − 2株確認していましたが昨日、1株しかありませんでした】
18.7.1 撮影
                                 
【A − @に少し近寄って】
18.7.1 撮影

【Aを拡大しました − 何とか開花にしました】
18.7.1 撮影

このところの天気から、この株の花がきれいに咲き揃うことは期待できません。
残念で寂しいですが、今年のムカゴソウはこれでおしまいになると思われます。

* * * * * 昨年の画像から * * * * *

【B昨年は、花がたくさんつきました】
17.7.16 撮影

【Bを拡大しました】
17.7.16 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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