ムベ S.hexaphylla〈郁子/別名トキワアケビ・ウベ〉(アケビ科 ムベ属)
花期は4〜5月。
常緑樹林の縁などに生える常緑つる性木本。雌雄同株。
葉は互生。掌状複葉で、小葉が5〜7個ある。
小葉は長さ5-10cm、幅2-4cmの楕円形。
先端は短くとがり、基部はやや円い。革質、ふちは全縁。
葉腋から短い総状花序を出し、淡黄白色の花を3〜7個つける。
花は下向きに咲き、内面には淡紅紫色の筋がある。
花弁状の萼片が6個並び、
外側の3個は被針形で長さ1.3-2cm、内側の3個は線形。
雄花は、外側の萼片が内側の萼片より短く、
合着した6個の雄しべがある。
雌花は、外側の萼片が内側の萼片より長く、雌しべが3個ある。
果実は液果。
長さ5-8cmの卵円形で、10〜11月に紫色に熟し、アケビと違って裂開しない。
【A今年の秋は果実が豊作ですが、ムベもです】
13.11.18 撮影
【B液果は長さ5-8cmの卵円形】
13.11.18 撮影
【Aを拡大しました − 10〜11月に紫色に熟し、アケビと違って裂開しない】
13.11.18 撮影
* * * * * こんな時もありました * * * * *
【C】
11.5.5 撮影
【Cを拡大しました − 雌雄同株です】
11.5.5 撮影
【D雌雄同株 − 中央に雌花、周りには雄花が見えます】
11.5.5 撮影
【Dを拡大しました − 雌花=雌しべが3個ある】
11.5.5 撮影
【E雄花 − 合着した6個の雄しべがある】
11.5.5 撮影
ムベの花を間近で見る機会が少なく、2年前の画像です。
※ 10月からDNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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