2020年 3月26日  モモ



【①秋吉台に自生しているモモ、今年はあちこちで、賑やかに咲いています - カルストロードわきで】
20.3.26 撮影

       モモ Prunus persica 〈桃〉(バラ科 スモモ属) 花期は3~4月。
      栽培される落葉小高木で、幹は高さ2-5m、径30cmになる。
      樹皮は暗柴褐色で縦方向に不揃いな割れ目ができる。
      若い枝は緑色または紫褐色で無毛。
      葉は長さ1-1.5cmの柄があり、葉身は広倒披針形または楕円状披針形で、
      先は長い鋭形、基部はくさび形で1対の腺を有し、細かな鈍い鋸歯があり、
      ふつうは両面とも無毛で、長さ8-15cmになる。
      花期は3~4月。
      花は前年の枝の葉腋に、しばしば葉芽とともに1~3個つき、
      長さ3-5mmの短い柄があり、径3~5cmになり、葉より先に開く。
      萼片は楕円形、先は鈍形、縁にけがあり、花時に斜開 し反りけらない。
      花弁は広楕円形または楕円形で、先は円形、基部はくさび形、
      紅色または白色で、花時 にはやや平開する。
      雄蕊は多数で、花弁よりやや短く、花柱とほぼ同長である。
      子房は狭卵形で長軟毛を密生し、花柱にも長軟毛がある。
      果実は球形または卵球形で、径5-7cmになり7~8月に熟して黄白色。
      中国北部原産。
      日本には有史以前に渡来し、広く観賞用または果樹として栽培され
      本州以南の石灰岩地帯などで野生化している
       - 改訂新版「日本の野生植物3」 -

【①を拡大しました - 】
20.3.26 撮影
                                 
【②開花確認してきた場所でも、例年になく花つきはものすごいです】
20.3.26 撮影

【③】
20.3.26 撮影

【③を拡大しました - 雄蕊は多数で、花弁よりやや短く、花柱とほぼ同長
20.3.26 撮影

【④日本には有史以前に渡来し、広く観賞用または果樹として栽培され
20.3.26 撮影

【④を拡大しました本州以南の石灰岩地帯などで野生化している
20.3.26 撮影

* * * * * きょう咲いていた花は8種でした* * * * *

【⑤ムラサキサギゴケMazus miquelii〈紫鷺苔〉(ハエドクソウ科 サギゴケ属)】
20.3.26 撮影

【⑥サワオグルマ Tephroseris pierotii〈沢小車〉(キク科 オカオグルマ属)】
20.3.26 撮影

【⑦ シハイスミレ Viola violacea var.violacea〈紫背菫〉(スミレ科 スミレ属)
20.3.26 撮影

【⑧ スモモ Prunus salicina 〈酸桃〉(バラ科 スモモ属)】
20.3.26 撮影

【⑨ ニワトコ Sambucus sieboldiana(ガマズミ科 ニワトコ属)】
20.3.26 撮影

【⑩ シャガ Iris japonica〈射干〉(アヤメ科 アヤメ属)
20.3.26 撮影

【⑪ シナダレスズメガヤ Eragrostis curvula(イネ科 スズメガヤ属)
20.3.26 撮影

【⑫オオスズメノカタビラ Poa trivialis〈大雀の帷子〉(イネ科 イチゴツナギ属)
20.3.26 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1~5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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