モミジバヒメオドリコソウ Lamium hybridum〈紅葉葉姫踊子草/別名キレハヒメオドリコソウ〉
(シソ科 オドリコソウ属) 花期は12〜5月。
道端や畑地に見られる越年草。
茎は高さ10-30cm、4稜形、基部で分枝する。
葉は対生、下部のものは葉柄があるが、茎の上部のものは無柄。
葉身は広卵形、縁は鋸歯が深く切れ込み、ときに深裂状になるものまである。
葉面は葉脈が凹んでちりめん状になり、
一見して在来種のホトケノザとヒメオドリコソウの雑種起源と想像される。
花は紅紫色で、茎上部の葉腋に数個ずつつく。
花時には根生葉は枯れる。
本州(福島県以西)、九州に帰化しているが、ヒメオドリコソウのように多くはない。
原産地:ヨーロッパ
メモ:葉の切れ込みの状態は個体によってかなり変異がある。
ホトケノザとヒメオドリコソウの雑種と解釈するほかに、
ヒメオドリコソウの種内変異群と認める見解もある。
− 日本の帰化植物 −
【@を拡大しました】
18.12.25 撮影
【A花は紅紫色で、茎上部の葉腋に数個ずつつく】
18.12.25 撮影
【B − Aに近寄って − 葉の切れ込みの状態は個体によってかなり変異がある】
18.12.25 撮影
【Bを拡大しました】
18.12.25 撮影
* * * * * おまけ * * * * *
【Cカルスターの前から妙見原〜棚岩を】
18.12.25 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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