2018年 7月20日  ミズヒキ



【@半日陰の所に多い − 林縁で】
18.7.20 撮影

            ミズヒキ Persicaria filiformis〈水引〉(タデ科 イヌタデ属) 花期は7〜10月。
          花序を上から見ると赤く、下からは白く見えるので、紅白の水引に例えたもの。
          林ややぶのふちなどに普通に生える高さ50-80cmの多年草。
          葉は互生し、長さ7-15cmの広楕円形〜倒卵形で先は急にとがり、
          中央付近にしばしば黒い八の字形の斑点がある。
          茎の先に長さ約30cmの細い総状花序を出し、
          小さな花がまばらに横向きにつく。
          花被片は深く4裂し、上側の3個は赤く、下側の1個は白い。
          
花被片が全部白色のものもある。
          (ミズヒキの白花品はギンミズヒキと呼ばれる)
          花柱は2個。
          痩果は花被片に包まれて熟し、先がカギ形に曲がった花柱が残り、
          これで動物などにくっついて運ばれ、種子散布される。
           − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

【@を拡大しました − 茎の先に長さ約30cmの細い総状花序を出し
18.7.20 撮影
                                 
【@を拡大しました − 小さな花がまばらに横向きにつく
18.7.20 撮影

「花被片は深く4裂し、上側の3個は赤く、下側の1個は白い」

【A葉は互生し、急にとがり、中央付近にしばしば黒い八の字形の斑点がある
18.7.20 撮影

【B同じ場所の別の株】
18.7.20 撮影

【Bを拡大しました − 痩果は花被片に包まれて熟し
18.7.20 撮影

【C、先がカギ形に曲がった花柱が残り
18.7.20 撮影

 「今年こそミズヒキの花を撮ろう」と思いながらも、ごみ箱行きを繰り返し、
 一度書いた日記から13年が経ってしまいました。
 花をもっとうまく撮りたいのですが、とにかく日記を更新しなければ…と。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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