ミズ〈/別名〉(イラクサ科 ミズ属) 花期は7〜10月。
山の陰地、谷川のほとりなどに生える軟らかな1年草。雌雄同株。
茎は寝た下部から多くの枝を分け、高さ20〜30cm。
葉は対生、長い柄があり、葉身はひし形に近い卵形で、長さ2〜5.5cm、
先は鈍く、上半部各側に4〜7個の鈍鋸歯がある。
葉柄の基部に淡緑色の小さな花がかたまり、花序にはほとんど柄がない。
雄花は萼片2と雄しべ2、雌花は萼片3と雌しべ1からなり、
雌花の3萼片のうち1〜2片は、果実より長いか同長。
【A今は日当たり抜群ですが、トンネル工事前は陰地だったのか?】
11.10.7 撮影
「茎はねた下部から多くの枝を分け」
【Aを拡大しました − 葉は対生】
11.10.7 撮影
「上半部各側に4〜7個の鈍鋸歯がある」
【Aを拡大しました − 花序】
11.10.7 撮影
ミズは「秋吉台国定公園の高等植物」にはありませんが、
「山口県産高等植物目録」には、『やや普通』とあります。
この周りには、ヨモギ・ダンドボロギク・メドハギ・ヤハズソウ・メマツヨイグサ・オオニシキソウ・アリタソウ・オオイヌタデ・セイタカアワダチソウなど、どこの荒れ地に見られる草が生い茂っています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|