2018年 8月26日  ミゾハコベ



【@水が切れた水田で (右上・左下にホシクサ、右下にキカシグサが写っています)】
18.8.26 撮影

          ミゾハコベ Elatine triandra Schk〈溝繁縷〉
                 (ミゾハコベ科 ミゾハコベ属) 花期は 8〜9月。
        水田、溝、湿地などに生える小型の一年草。
        茎はよく分枝し、柔らかい。長さ2-10cm。
        葉は対生し、広被針形または狭卵形で、長さ3-12mm、幅1.5-3mm。
        托葉は0.7-1mmで早落。
        上面は無毛、基部は漸先形、全縁で先端は鈍形。
        側脈は細く2〜3対。
        葉柄はごく短いかまたはない。
        6〜8月に腋生する花を1つつける。
        花柄はないか短い。
        萼片は2〜3個で長さ0.5(-0.7)mm。基部で合着し、先端は鈍端。
        花は径1mmばかり。花弁は3枚で白色〜淡紅色。
        広卵形〜楕円形で萼片よりわずかに長い。
        雄しべは3個で花弁より短い。
        子房は扁球形で3室。花柱は短く、3本が離生。
        刮ハは偏球形で径約1-2mm。
         − 改訂新版「日本の野生植物3」 −

【@を拡大しました − 茎はよく分枝し、柔らかい。長さ2-10cm。
18.8.26 撮影
                                 
【@を拡大しました − 葉は対生し、長さ3-12mm。腋生する花を1つつける
18.8.26 撮影

【@を拡大しました − 花は径1mmばかり。花弁は3枚で白色〜淡紅色。
18.8.26 撮影

  肉眼では咲いているかどうかさえ分からない小さな、直径1mmほどの花です。
  見えないまま何枚か撮ってみたら、運良く開花していて、花弁3個が写っていました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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