ミゾハコベ Elatine triandra Schk〈溝繁縷〉
(ミゾハコベ科 ミゾハコベ属) 花期は 8〜9月。
水田、溝、湿地などに生える小型の一年草。
茎はよく分枝し、柔らかい。長さ2-10cm。
葉は対生し、広被針形または狭卵形で、長さ3-12mm、幅1.5-3mm。
托葉は0.7-1mmで早落。
上面は無毛、基部は漸先形、全縁で先端は鈍形。
側脈は細く2〜3対。
葉柄はごく短いかまたはない。
6〜8月に腋生する花を1つつける。
花柄はないか短い。
萼片は2〜3個で長さ0.5(-0.7)mm。基部で合着し、先端は鈍端。
花は径1mmばかり。花弁は3枚で白色〜淡紅色。
広卵形〜楕円形で萼片よりわずかに長い。
雄しべは3個で花弁より短い。
子房は扁球形で3室。花柱は短く、3本が離生。
刮ハは偏球形で径約1-2mm。
− 改訂新版「日本の野生植物3」 −
【@を拡大しました − 茎はよく分枝し、柔らかい。長さ2-10cm。】
18.8.26 撮影
【@を拡大しました − 葉は対生し、長さ3-12mm。腋生する花を1つつける】
18.8.26 撮影
【@を拡大しました − 花は径1mmばかり。花弁は3枚で白色〜淡紅色。】
18.8.26 撮影
肉眼では咲いているかどうかさえ分からない小さな、直径1mmほどの花です。
見えないまま何枚か撮ってみたら、運良く開花していて、花弁3個が写っていました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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