1月14日 ハシゴシダ


【@林の明るい斜面で】
13.1.14 撮影

         ハシゴシダ〈梯子羊歯〉(ヒメシダ科 ヒメシダ属) 常緑性。
        常緑性とされるが、寒地では枯れる。
        根茎は地中を匍匐し、葉は多少混み合ってつき、高さ50cmばかりまで。
        葉柄は長さ15〜35cm、わら色、有毛、基部は暗色で鱗片がある。
        葉身は披針形、長さ20〜40cm、幅8〜12cm、鋭頭〜鋭尖頭、
        基部が最も幅広いか、わずかに狭くなる。
        羽片は羽軸近くまで切れ込み、基部は広いくさび形で無柄、
        裂片は狭長楕円形、鋭頭、辺縁は全縁から波状縁、
        小脈は単条、葉縁に達し、有毛。
        葉質は、柔らかい紙質から草質、緑色〜黄緑色。
        葉面は無毛、裏面に腺がある。
        胞子嚢群は裂片の辺縁に近く、包膜は円腎形でやや密に毛がある。
        本州(福島県南端・新潟県佐渡および関東地方以西)〜奄美諸島に至る各地で、
        それほど深くない森林の林床にやや普通に生じ、暖地に多い。
        
                         
             【A葉身は披針形、長さ20〜40cm、幅8〜12cm、鋭頭〜鋭尖頭
                           13.1.14 撮影
      【Aを拡大しました - 羽片は羽軸近くまで切れ込み、基部は広いくさび形で無柄
                         13.1.14 撮影
                 
 【B胞子嚢群は裂片の辺縁に近く
                             13.1.14 撮影
                  【Bを拡大しました - 小脈は単条、葉縁に達し
13.1.14 撮影