1月10日 ミヤコアオイ |
ミヤコアオイ〈都葵〉(ウマノスズクサ科 カンアオイ属) 花期は2〜4月。 山地の林内に生える常緑の多年草。 葉は卵円形〜卵状楕円形で長さ6〜8cm、鈍頭、基部は心形で両側片が耳状に張り出すこと がある。表面に雲紋がでやすい。光沢薄く、短毛が散生する。 花は淡紅紫色または暗紫色で直径約2cm、萼筒は半球形で長さ約1cm、内面に縦15個、横 2〜3個の隆起線があり、格子状。 萼裂片は卵状楕円形で長さ約8mm。雄しべは12個、花柱は6個。 【上の画像を拡大しました】 私がミヤコアオイを初めて見たのは2002年、この湿地でした。 あの時は花がたくさんついた株が10株以上ありましたが、年ごとに株数も花も減って、 今日見たところでは数株しかなく、花がついているのはこの個体だけです。 しかも、昨年夏の大雨の影響か、根はむき出しで岩場にぶら下がっています。 【昨年 − 根元の土が大分けずられています】 【3年前 − 根はふっくらした腐葉土に包まれていました】 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |