2021年 9月26日  ミヤギノハギ −2050年の森 野草園



【@2050年の森 野草園に生えて、「マルバハギ」の名札が付いたハギは、ミヤギノハギでした】
21.9.26 撮影

          ミヤギノハギ Lespedeza thunbergii 〈宮城野萩〉(マメ科 ハギ属) 花期は 7〜9月。
         落葉低木。
         山野に自生するが、ハギの仲間では最もよく植えられている。高さは11-2m。
         花期には地につくほど枝がしなだれる。
         全体に絹状の伏毛がある。
         葉は3出複葉で互生する。
         小葉は長さ2-6cmの楕円形または長楕円形。
         7〜9月、葉のわきから長い総状花序をだし、
         紫紅色で長さ1.3-1.5cmの蝶形花を開く。
         豆果は長さ約1cmの広楕円形。
         用途:庭木、花材 分布:本(東北・北陸・中国地方)
          − 山渓カラー名鑑「日本の樹木」 −

          ビッチュウヤマハギは、
          葉身の表面に一様にごく短毛が生えているのでミヤギノハギと見分けやすい。
         
− 改訂新版「日本の野生植物2」 −

                 

【@を拡大しました】
21.9.26 撮影
                                 
【A】
21.9.26 撮影

【B葉の表面を】
21.9.26 撮影

【Bを拡大しました −無毛です】
21.9.26 撮影

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【Cほかに1株、名札がないハギが生えていますが】
21.9.26 撮影

【Cを拡大しました】
21.9.26 撮影

【D − Cの葉の表面を】
21.9.26 撮影

【Dを拡大しました − 有毛ですから、この個体はビッチュウヤマハギと思われます】
21.9.26 撮影

  上の2株のハギに、それぞれ「ミヤギノハギ」・「ビッチュウヤマハギ」の名札を立てることにしました。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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