2018年 10月3日 ミツバベンケイソウ |
ミツバベンケイソウ Hylotelephium erythrostictum 〈三つ葉弁慶草〉 (ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属)花期は9~10月。 岩の露出した林中、林縁、渓流沿いの岩上、河原などに生える。 根茎がある。 花茎は高さ20-80cm、直立(まれに斜上)する。 葉は長さ2-10mmの柄があり、3輪生まれに4~5輪生、 また小型の株では対生し、楕円形~長卵形~広被針形で、 長さ3-10cm、幅1.5-3cm、やや鋭頭、縁にまばらな鋸歯がある。 花期は8~9月。花序は複散房状で、大型。 萼片は三角状卵形で、長さ約1mm。 花弁は広披針形、長さ約4mmで、鋭頭。 裂開直前の葯は淡黃色、まれに暗褐色。 蜜腺は広線形、長さ約0.7mm。 雄しべは長さ約4mm。 子房の基部は細まる。花柱は長さ1mm位。 南千島・北海道~九州、朝鮮半島・中国・シベリア東部・サハリン・ 千島列島・カムチャツカ半島に分布する。 本州西部には、茎の下部が地表をはうように出て、上方だけが斜上し、 葉が対生して比較的長い柄を持つものがあって、アオベンケイソウと紛らわしい。 - 改訂新版「日本の野生植物2」 - 【①を拡大しました - 葉は長さ2-10mmの柄があり、3輪生】
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |