ミノボロ Koeleria macrantha〈蓑ぼろ〉(イネ科 ミノボロ属) 花期は5〜7月。
花穂を昔雨具に使った蓑に見立てたものという。
日当たりのよい芝草地などに生える高さ20-50cmの多年草。
全体に白色の短い軟毛が密生する。
茎は細くてかたい。
葉は長さ5-15cmの線形で、縁はざらつく。
円錐花序は直立し、長さ5-13cm、密に小穂をつけ、枝は短い。
初めは円柱形。
開花すると枝が横に開き、
小穂は長さ4mmの扁平な被針形で、銀色を帯び、普通3小花がある。
外花穎の縁は透明な膜質で、芒はない。
【@を拡大しました − 蕾と開花後とでは、違った草に見えるほどです】
17.5.28 撮影
【@を拡大しました − 「うーん、名前が出てこない」】
17.5.28 撮影
【A】
17.5.28 撮影
【Aを拡大しました − 小穂は長さ4mmの扁平な被針形で、帯銀色、3小花がある】
17.5.28 撮影
「外花穎の縁は透明な膜質で、芒はない』
* * * * * おまけ* * * * *
【B今日も草原は爽やかでした − 「たこさんの秋吉台日記」のバックグラウンドに使用しました】
17.5.28 撮影
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特徴は頭にあるのに、家に帰って日記のノートを開くまで名前が出てこなかったミノボロ。
今日は遠来の友人を案内がてら、剣山や地獄台を散策しました。
口にこそされなかったのですが、
友人は内心「たこさん、大丈夫?」だったのではないかと…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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