7月18日 メリケンガヤツリ


【@荒れ地で、見たことがないカヤツリグサが目に入りました】
   11.7.18 撮影
こんな風にごちゃごちゃでしたから、草むらを1本1本見ていって見つけました。
   
 メリケンガヤツリ(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は7月〜?月。
河川や溝などの水辺に生える、熱帯アメリカ原産の多年草。
茎は叢生し、高さ30〜100cm、3稜形、太く、無毛。
葉は長いものでは茎と同高で、幅4〜8mm。
葉状の苞葉は4〜7個あり、線形で、花序より著しく長いものもあり、ときに長さ50cm以上になる。
散形花序は5〜10個の枝を出し、枝先に多数の小穂を密集した直径1〜2cmの分花序をつける。
枝はふつう長さ5〜6cm、生育の良いものでは複生し、生育が悪いものでは枝がほとんど発達せず、花序は頭状になることもある。
小穂は扁平な長楕円形で長さ5〜20mm、幅約3mm、白色を帯びた緑色で、10〜50個の鱗片が2列につく。
鱗片は長さ約2mm、縁は膜質、背部は丸みを帯びた2つ折りとなる。
雄しべは1個。花柱は長さ0.5mm、柱頭は3岐。


       【Aセイバンモロコシ・ケイヌビエ・ガガイモ・クサネムなどが混生しています】
                           11.7.18 撮影
        【B葉状の苞葉は4〜7個あり、線形で、花序より著しく長いものもあり
                           11.7.17 撮影
      【C散形花序は5〜10個の枝を出し、枝先に直径1〜2cmの分花序をつける
                           11.7.17 撮影
        「枝はふつう長さ5〜6cm、生育の良いものでは複生し、
         生育が悪いものでは枝がほとんど発達せず、花序は頭状になることもある」


               【D多数の小穂を密集した直径1〜2cmの分花序
                           11.7.17 撮影
        【Dを拡大しました − 小穂は扁平な長楕円形で長さ5〜20mm、幅約3mm
                           11.7.17 撮影
              「白色を帯びた緑色で、10〜50個の鱗片が2列につく」               

【散形花序の枝はふつう長さ5〜6cm、生育の良いものでは複生し、
 生育が悪いものでは枝がほとんど発達せず、花序は頭状になることもある】

 
  図鑑には、生育の良い複生花序が載っていたので同定に時間がかかりました。
  私が見つけたのは、複生していない、単生の花序ということですね。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。