メアオスゲCarex candolleana H.Le'v.et Vantiot(カヤツリグサ科 スゲ属)
花期は5〜7月。
路傍や林縁に生える多年草。匍匐枝はない。
稈は高さ8-13cm、平滑。
葉は稈と同長または長く、幅0.9-2mm、平坦。
小穂は1-5cmの範囲に3〜4個つき、上部1〜2個は雄小穂に接続し、
最下の1個は根生状小穂となる。
苞の葉身は最下のものは長く2-3cmになるが、
大部分は0.5-1cmの刺状となる。
頂小穂は雄性で長さ0.3-1.3cm、線形、柄はない。
側小穂は雌性で円柱形、長さ0.3-0.8cm、
小穂は集まってつきやすく、柄はない。
雌花は1〜3列、雌鱗片は倒卵形、長さ3.5-4mm、中肋はわずかに隆起し、
蒼白色、光沢があり、超出した長い芒がある。
果胞は倒卵形、長さ2.3-3mm、幅0.7-0.9mm。柱頭は3。
− 「岡山県スゲ属植物図譜 」−
【@を拡大しました】
18.4.27 撮影
【A葉は稈と同長または長く、幅0.9-2mm、平坦】
18.4.27 撮影
【B小穂は1-5cmの範囲に3〜4個つき、上部1〜2個は雄小穂に接続し】
18.4.28 撮影
【Bを拡大しました − 頂小穂は雄性で長さ0.3-1.3cm、線形、柄はない】
18.4.28 撮影
【C側小穂は雌性で円柱形、長さ0.3-0.8cm、小穂は集まってつきやすく、柄はない】
18.4.28 撮影
スゲやイネ科の同定には時間がかかります。
メアオスゲの花番号は、『1506』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|