マユミ〈真弓〉(ニシキギ科) 花期は5〜6月。
枝がよくしなうので弓を作ったことによる名。山地の林縁に生える高さ3〜5mになる落葉小高木。葉は対生し、長楕円形で、ふちには細かい鋸歯がある。両面とも無毛。本年枝の葉より下の芽鱗痕のわきから集散花序を出し、緑白色の小さな花を1〜7個つける。花は直径約1p。果実は刮ハ。直径約1pの倒三角形で10〜11月に淡紅色に熟し、4裂して橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す。
マユミもほかの樹木同様に、今年はたくさん花が咲き、今、賑やかに果実をつけた姿をあちこちで見かけます。
【上の画像と同じ、草原のマユミ】
05.11.18 撮影
【林で撮ったマユミ】
05.11.17 撮影
【上と同じ、林のマユミ】
05.11.17 撮影
【こんな時もありました―裂開する前の果実】
05.11.3 撮影
草原のマユミです。
【こんな時もありました】
05.5.16 撮影
【上の画像を拡大しました】
05.5.16 撮影
「雄しべは緑色の花盤の上につく。
花柱は、長短2タイプがあり、花柱が短いタイプは雄しべが長く、
花柱が長いタイプは雄しべが短い」
この花は、花柱が短いタイプ。
この花が何か分からなくて、友人に写真を郵送したら
「マユミ〈真弓〉、昔の彼女の名前。イヒヒ・・・」
と、返事が来たのは、何年前のことでしょう。
あの時は、まだパソコンは扱えなくて、フィルム・現像・焼き付けの時代でした。
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