マツカゼソウ Boenninghausenia albiflora var.japonica〈松風草〉
(ミカン科 マツカゼソウ属) 花期は 8〜9月。
山地に生える無毛の多年草で、一種の臭いがある。
茎は高さ50-80cm、上方で分枝する。
葉は互生し、3出状の2回から3回3出羽状複葉でやわらかく、
小葉は大きさが不同、最終小葉は倒卵形〜楕円形で腺点があり、
先は円く、全縁で基部はくさび形になり、長さ10-25mm、
裏面は白色をおびる。
花は8〜10月。
萼片は長楕円形で長さ約1mm。
花弁は白色、長楕円形で長さ3-4mm。
雄蕊は6〜8個、長さが不同で花弁より長い。
花盤はつぼ状になり、縁に小鋸歯がある。
分離果は長さ2-4mm内外の柄があり、分果は卵形で長さ約3mm。
本州(宮城県以南)〜九州に生え、東アジア・東南アジア・南アジアに分布する。
和名は〈松風草〉の意で、
秋風に吹かれる草の姿に、ある趣を感じることからきたらしい。
− 改訂新版「日本の野生植物3」 −
【A「日記に使える画像でもないし」と、今年は日記に書かないことにしていました】
19.8.4 撮影
【Bところが今日、広い湿地に群生しているのが目に入りました − 遊歩道から撮影】
19.8.21 撮影
【Bを拡大しました − 紛れもないマツカゼソウの葉です】
19.8.21 撮影
【C明るい場所。一体、どれだけ生えているのでしょうか…】
19.8.21 撮影
【Cを拡大しました − 最近雨続きで、足元はズブッと埋まるだろうし、マムシやヘビが潜んでいそう…】
19.8.21 撮影
長靴を履いて、杖2本を持てば、近寄れるかも。
最近、目立って気弱になっているのですが、今回だけは頑張ってみる気になりました。
明日、行ってみます。
どうか、頼もしい友人に出会いますように・・・。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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