2019年 8月22日  マツカゼソウ − その2



【@広い湿地のマツカゼソウを撮りました − この高さは1メートル近くあります】
19.8.22 撮影

          マツカゼソウ Boenninghausenia albiflora var.japonica〈松風草〉
                           (ミカン科 マツカゼソウ属) 花期は 8〜9月。
         山地に生える無毛の多年草で、一種の臭いがある。
         茎は高さ50-80cm、上方で分枝する
         葉は互生し、3出状の2回から3回3出羽状複葉でやわらかく
         小葉は大きさが不同、最終小葉は倒卵形〜楕円形で腺点があり、
         先は円く、全縁で基部はくさび形になり、長さ10-25mm、
         裏面は白色をおびる。
         花は8〜10月。
         萼片は長楕円形で長さ約1mm。
         花弁は白色、長楕円形で長さ3-4mm。
         雄蕊は6〜8個、長さが不同で花弁より長い。
         花盤はつぼ状になり、縁に小鋸歯がある。
         分離果は長さ2-4mm内外の柄があり、分果は卵形で長さ約3mm。
         本州(宮城県以南)〜九州に生え、東アジア・東南アジア・南アジアに分布する。
         和名は〈松風草〉の意で、
         秋風に吹かれる草の姿に、ある趣を感じることからきたらしい。
          − 改訂新版「日本の野生植物3」 −

【@を拡大しました − よほど、ここがお気に入りなんでしょう】
19.8.22 撮影
                                 
【A茎は高さ50-80cm、上方で分枝する
19.8.22 撮影

【Aを拡大しました −葉は互生し、3出状の2回から3回3出羽状複葉でやわらかく
19.8.22 撮影

「小葉は大きさが不同、最終小葉は倒卵形〜楕円形で腺点があり、
         先は円く、全縁で基部はくさび形になり、長さ10-25mm」


【B今が『一番きれいな時』です】
19.8.22 撮影

【C花弁は白色、長楕円形で長さ3-4mm
19.8.22 撮影

【D雄蕊は6〜8個、長さが不同で花弁より長い
19.8.22 撮影

【E雄蕊は6〜8個、長さが不同で花弁より長い
19.8.22 撮影

【F雄蕊は6〜8個、長さが不同で花弁より長い
19.8. 22 撮影

【Gもう果実ができ始めた花も】
19.8 .22 撮影

「分離果は長さ2-4mm内外の柄があり、分果は卵形で長さ約3mm」

【Hこんなに花がたくさんついた個体も!】
19.8.22 撮影

マツカゼソウに行く駐車場まであと数十メートルの所でバッタリ、『頼もしい友人』に出逢いました。
こんなに運が良いことがあるなんて! 宝くじを買ってみようかしら・・・(笑)


* * * * * おまけ * * * * *

【Iパソコンの所から見た、我が家のグリーンカーテン − ネットから外れた東端】
19.8. 22 07:30 撮影

【Iを拡大しました − 起床後すぐの4時半には蕾。5時半に気づいたら完全に咲いていました】
19.8.22 07:30 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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