2019年 8月23日  キンチャクマメ



【① 8月21日、早めに様子を見に来ました - 昨年は9月1日に開花確認】
19.8.21 撮影

           キンチャクマメ Pycnospora lutescens〈巾着豆〉  
                        (マメ科 キンチャクマメ属) 花期は 8~9月。
          長さ1mに達する匍匐性の常緑半低木。
          茎に黃色の軟毛が密生する。
          葉は3小葉よりなり、頂小葉は側小葉より大きく、倒卵状楕円形、
          円頭あるいは鈍頭で先端はわずかに突出し、
          長さ1.5-4cm、幅1-2.5cm、両面に伏した淡黄色の軟毛を密生する。
          偽総状花序は長さ3-7cm、開出した毛が密生する。
          花は7~8月に咲き、青紫色または紅紫色、長さ約4mm、
          花柄は長さ2-3mm。
          萼は長さ約3mm、萼裂片は狭卵形で鋭頭。
          豆果は楕円形、黄緑色でのちに黒熟し、長さ約1cm、幅5mm、
          基部は斜形、先端は少し嘴状となる。
          種子は腎臓形、長さ2-2.5mm、幅約1mm。
          奄美・石垣島・西表島・与論島の日当たりのよい草地に野生し、
          アジア・アフリカ・オーストラリアの熱帯・亜熱帯に分布する。
           - 改訂新版『日本の野生植物 2 』-

         

【①を拡大しました -花はまだでしたが 】
19.8.21 撮影
                                 
【③「キンチャクマメ属 - 苞は2次苞を2個抱き、2次苞は1個の花を抱く」
19.8.21 撮影
苞から2次苞が2個出ています。

【④これは、苞から2次苞が覗いたばかりの時に見えます】
19.8.21 撮影

【⑤今日8月23日、開花していました】
19.8.23 撮影

【⑤を拡大しました - 奥の立っている枝に開花しています】
19.8.23 撮影

【⑥手前の這っている枝は
19.8.23 撮影

【⑥を拡大しました - 苞はありますが、2次苞は見えません。まもなく2次苞が出てくるのでしょうか?
19.8.23 撮影

【⑦花は7~8月に咲き、青紫色または紅紫色、長さ約4mm
19.8. 23 撮影

【⑦を拡大しました - 偽総状花序は長さ3-7cm、開出した毛が密生する
19.8 .23 撮影


花がついていない枝の葉には開出毛がなく、
花の近くの葉だけ、開出毛が密生していると思っていましたが、
これが、「偽総状花序」だったのですね。

                       * * * * * * * *

 一昨年見つけた新種をキンチャクマメとしていましたが、分布と大きく外れているので、
 同定するのに躊躇していましたが、

 ・『苞の中に2次苞が2個ある』
 ・『開出毛密生の偽総状花序』
  を確認できたため、このマメ科植物を『キンチャクマメ』と、同定します。

 もっと観察を続け、新しく情報が見つけられたら、お知らせします。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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