マツバウンラン Linaria canadensis 〈松葉海蘭〉 (オオバコ科 ウンラン属) 花期は4〜6月。
荒れ地に生える越年草。 茎は基部で分岐して直立し、高さ30-60cm、無毛。
葉は下部のものは対生または3〜4枚輪生、上部の物は互生、
線形で先が尖り、長さ1-3cm、幅0.3-1mm、1脈がある。
4〜5月、枝の先に穂のような総状花序を出し、まばらの多数の花をつける。 苞葉は線形で長さ1-2mm。 花柄は長さ2-4mm、無毛。
萼は基部近くまで5裂し、裂片は被針形で先が尖り、
花期約2mm、果期約3mm無毛。
花冠は仮面状の唇形、長さ約4mm、紫色で下唇の下部は隆起して白色、
基部に後方に伸びる長さ1.5-2mmの線形の距がある。
刮ハは球形で直径約2mm、多数の種子をもつ。
種子は角ばった楕円形で、長さ約0.5mm。
関東地方以西から瀬戸内海沿岸に帰化している。
原産地:北アメリカ。
− 「日本の帰化植物 」 −
【@を拡大しました − 秋吉台国定公園でも気温が低い地域ですが・・・】
22.1.28 撮影
【A葉は下部のものは対生または3〜4枚輪生、上部の物は互生】
22.1.28 撮影
【Aを拡大しました −線形で先が尖り、長さ1-3cm、幅0.3-1mm、1脈がある】
22.1.28 撮影
【B枝の先に穂のような総状花序を出し、まばらの多数の花をつける】
22.1.28 撮影
【Bを拡大しました −花冠は仮面状の唇形、長さ約4mm、紫色で下唇の下部は隆起して白色】
22.1.28 撮影
「基部に後方に伸びる長さ1.5-2mmの線形の距がある」
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この住宅では一番日当たりが良く、風が当たりにくい場所ではありますが、
最近になく寒さが厳しいと感じている真冬の今の時期に開花・・・。
帰化植物の頑張りをかいま見た気がしました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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