マスクサ Carex gibba〈枡草/別名マスクサスゲ〉
(カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は 5〜6月。
林のふちや道ばたなどの湿った所に生える高さ30-70cmの多年草。
茎は鈍い3稜形で叢生する。
葉は幅2-3mmの線形で、やや柔らかい。
茎の上部の苞のわきに緑色の小穂を1個ずつつける。
上部では小穂と小穂が接してつき、苞は短いが、下部の苞は葉状でよく目立つ。
小穂は長さ0.5-1cmで、上部に雌花がつき、下部に雄花が少数つく。
果胞は鱗片より大きく、長さ3-3.5mmのやや扁平な広卵形で、
ふちに翼があり、成熟すると果胞は反り返る。
柱頭は3個。
【@を拡大しました − 葉は幅2-3mmの線形で、やや柔らかい】
15.6.1 撮影
【A茎は鈍い3稜形で叢生する】
15.6.1 撮影
【B上部では小穂と小穂が接してつき、苞は短いが、下部の苞は葉状でよく目立つ】
15.6.1 撮影
【C茎の上部の苞のわきに緑色の小穂を1個ずつつける】
15.6.12 撮影
【Cを拡大しました − 小穂は長さ0.5-1cmで、上部に雌花がつき】
15.6.12 撮影
【D下部に雄花が少数つく】
15.6.12 撮影
6月1日に撮り帰って、一度も日記に書いたことがないと気づきました。
おそらく、これまでにも何度か気づいても画像が揃ってなくそのままにしてきたのだろうと思い、
今回は時間がかかっても必ず書こうと決め、詳細を撮るため10日後に同じ林道に来ました。
スゲは苦手ですが、何とか書くことができした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|