マルバツユクサCommelina benghalensis L.(ツユクサ科 ツユクサ属)
花期は 7月〜。
海岸に近い砂質地や耕地に生える多年草。
端部で斜上、よく分枝し、まばらに毛がある。
葉は卵形で長さ3-7cm、幅2-4cm、
先はとがらず、縁はやや波状になり、基部は短い葉柄があり、
膜質の葉鞘の続き鞘の上縁に褐色の毛がある。
総苞は漏斗状に合着し、長さ0.8-1.2cm、毛がある。
花は7〜10月、ツユクサより小型で、
萼片は膜質、ほぼ円形で径約2.5mm、
青色の花弁は長さ4-5mm内外。
刮ハに5個の種子がある。
秋になると地中に多くの閉鎖花をつくる。
閉鎖花由来の刮ハは、より少なくて大きい種子をつくる。
本州(関東地方以西)〜琉球・小笠原、
アジア〜アフリカの熱帯・亜熱帯に分布する。
− 改訂新版「日本の野生植物1」 −
【A葉は卵形で先はとがらず、縁はやや波状になり、基部は短い葉柄があり】
18.8.5 撮影
【B花はツユクサより小型で】
18.8.5 撮影
【C】
18.8.5 撮影
【Cを拡大しました − 萼片は膜質、ほぼ円形で径約2.5mm、青色の花弁は長さ4-5mm内外】
18.8.5 撮影
【Cを拡大しました − 総苞は漏斗状に合着し、長さ0.8-1.2cm、毛がある】
18.8.5 撮影
* * * * * 7月7日追記:別の場所、園地の遊歩道上で見つけました * * * * *
【D小さな地味な株。マルバツユクサを知った後なので目についたのだと思います】
18.8.7 撮影
【E葉は卵形で先はとがらず、縁はやや波状になり、基部は短い葉柄があり】
18.8. 7撮影
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8月3日に浅香さんが見つけられ、メールで場所を教えてもらい、
翌4日の午後来てみたら、強い差しで花は完全にしぼんでいました。
露草は朝に見る花。反省して今朝は1番に、7時40分からの撮影でした。
マルバツユクサについた花番号は『1532』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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