マルバノホロシ Solanum maximowiczii(ナス科 ナス属) 花期は7〜9月。
山地の林縁に生える多年草。茎はつる状で無毛。
葉は長楕円形または狭卵形で先はとがり先端はやや鈍く、
基部はくさび形に細まって翼のある柄につながり、
長さ5-10cm、幅1.5-4cm、鋸歯はなく、
若い葉の上面に点状の突起があるが、のちに両面とも無毛。
8〜9月、茎の途中または葉の反対側からまばらに分枝する集散花序を出す。
萼は皿形で深く5裂する。
花冠は淡紫色、まれに白色、深く5裂し、径約1cm。
喉部内面は黄緑色、裂片は開くと背面に強く反り返る。
液果は球形で熟すと赤色となり、径7-10mm。
本州(関東以西)〜琉球に分布する。日本に固有。
− 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【@を拡大しました】
18.8.16 撮影
【A茎の途中または葉の反対側からまばらに分枝する集散花序を出す】
18.8.16 撮影
【Aを拡大しました −花冠は淡紫色、まれに白色、喉部内面は黄緑色、裂片は開くと背面に強く反り返る】
18.8.16 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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