2017年 9月6日  マルバノホロシ



【@今年も探し回って、やっと開花確認できました − 猪よけの電柵を隔てた湿地で】
17.9.6 撮影

          マルバノホロシ Solanum maximowiczii(ナス科 ナス属) 花期は7〜9月。
        林縁に生えるつる性の多年草。
        茎はつる状で無毛。
        葉は長楕円形または狭卵形で長さ5-10cm、先はとがり先端はやや鈍く、
        基部はくさび形に細まって翼のある柄につながり、
        縁にわずかに短毛があるほか両面とも無毛で、鋸歯はない。
        茎の途中または葉の反対側からまばらに分枝する集散花序を出す。
        花冠は淡紫色、まれに白色、深く5裂し、開くと背面に反り返り、直径1cm。
        花冠の裂片の基部、花喉部が淡緑色を帯びることが本種の特徴。
        (他種では斑紋状)
        液果は直径7-10mmの球形で、熟すと赤色となる。

【@を拡大しました − 肉眼でははっきり見えませんでしたが、パソコンで確認できました】
17.9.6 撮影
                                 
【@を拡大しました − 果実がいっぱい!でもまだ蕾も見えます】
17.9.6 撮影

【A2013年の画像です − 近年、目の近くで撮ったことがありません】
13.9.27 撮影

9月中は花が咲きます。諦めないで探し、もっとうまく撮りたいです。

 ヒヨドリジョウゴは、あちこち、様々な環境で普通に見られますが、マルバノホロシは減少の一途です。
 林道わきでほかの木に絡み、赤く色づいた果実も普通に見られましたが、近年は探す状態です。
 つる植物は刈り払われることが多いので、度重なると多年草でも消滅してしまうのでしょう。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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