4月5日  マルバコンロンソウ・オオバタネツケバナ(アブラナ科)

    マルバコンロンソウ      05.4.5 撮影
   
 マルバコンロンソウ〈丸葉崑崙草〉 花期は3〜5月。
 山地の林内に生える高さ10〜20pの2年草。全体に白毛がある。葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は3〜7個あり、円形〜広卵形でふちには鈍い鋸歯がある。先端の小葉が最も大きい。茎上部に総状花序を出し、白い十字形の花を数個開く。花弁は長さ5〜7o。

 
 アオイスミレ、セントウソウ・ミヤマカタバミなどが咲く木陰で、3月24日に開花しました。
 今年は花がたくさんついて、賑やかです。
 

                     【花序を拡大しました】                    
                        05.4.5 撮影
             
                      オオバタネツケバナ                        
05.4.5 撮影
 
 オオバタネツケバナ〈大葉種付花〉 花期は3〜5月。
 山地の渓流沿いに生える高さ20〜40pの多年草。タネツケバナに似ているが、頂小葉は側小葉よりかなり大きく、長さ1〜4p。花もわずかに大きい。


 タネツケバナ、ミチタネツケバナに果実が見られるようになったころ、湿り気のある場所で咲くオオバタネツケバナです。
 3月24日、昨年まで見ていなかった場所で大株になって咲いているのを見つけました。 
                     
                    【花序を拡大しました】 
05.3.25 撮影
          

                 
       オオバタネツケバナ
         茎や葉は普通無毛。
         下部の葉は5〜11小葉に分かれ、頂の小葉は特に大きく長さ1〜4p、
         花もわずかに大きい。

       タネツケバナ
         茎や葉に多少とも毛がある。
         下部の葉は7〜17小葉に分かれ、頂の葉は長さ0.3〜1.5pほど。