2020年 3月11日  マルバコンロンソウ



【@生育場所も数も少ないですが、今年も見つけることができました − 洞窟近くの林中で】
20.3.11 撮影

     マルバコンロンソウ Cardamine tanakae〈丸葉崑崙草〉
                (アブラナ科 タネツケバナ属) 花期は3〜5月。
    山地の木陰に生える越年草または短命な多年草で根茎はない。
    茎は高さ5-20cmになり、葉とともに白い毛が多い。
    根出葉は少なくて小さく、
    茎葉は中部のものが最大で長さ2-12cm、柄の基部は耳状となって茎を抱く。
    小葉は1〜7個で鈍鋸歯縁、短い柄があり、
    頂小葉大きくて円形〜円腎形ときに卵形、長さ0.7-3cm、
    基部は心形、側小葉は卵形で小さい。
    花期は4〜6月。
    総状花序は短くて、ふつう密に毛がある。
    花弁は倒卵形、白色、長さ5-7mm。
    果柄は長さ5-10mm。
    長角果は密に毛があり、広線形で、長さ1.6-2.5mm。
    本州〜九州にあり、済州島など韓国にも分布する。

【@を拡大しました −頂小葉大きくて円形〜円腎形ときに卵形、基部は心形、側小葉は卵形で小さい
20.3.11 撮影
                                 
【@を拡大しました − 総状花序は短くて、ふつう密に毛がある
20.3.11 撮影

【@を拡大しました − 花弁は倒卵形、白色、長さ5-7mm
20.3.11 撮影

* * * * * きょう開花を見た他の5種を * * * * *

【Aムラサキケマン Corydalis incisa〈紫華鬘〉(ケシ科 キケマン属)
20.3.11 撮影

【Bノミノツヅリ Arenaria serpyllifolia〈蚤の綴り〉(ナデシコ科 ノミノツヅリ属)】
20.3.11 撮影

【Cセイヨウカラシナ Brassica juncea〈西洋芥子菜/別名カラシナ〉(アブラナ科 アブラナ属)】
20.3.11 撮影

【Dキバナシロタンポポ Taraxacum albidum forma sulfureum (H.Koidz.) Kitam
                         〈黄花白蒲公英〉(キク科 タンポポ属) 】
20.3.11 撮影

【Eオオタチヤナギ Salix pierotii 〈大立柳〉(ヤナギ科 ヤナギ属)】
20.3.11 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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