マルバアサガオ Ipomoea purpurea〈丸葉朝顔〉(ヒルガオ科 サツマイモ属)
花期は 9〜10月。
一年草。
茎はつるとなって伸び、下向きの長毛が生える。
葉は互生。葉柄は長さ2-10cm、短い伏した毛が生える。
葉身は卵円形、長さ3-10cm、幅2.5-10cm、先は短く尖り、基部は心形、
全縁で分裂せず、両面に短毛がやや密に生える。
8〜9月、葉腋に花序を出し、1〜5個の花を散形状につける。
花軸は長さ3-10cm、伏した下向きの短毛が密に生える。
苞葉は線形で長さ3-5mm、無毛。
萼は鐘形で、長さ約1cm、無毛、深く5裂し、
裂片は狭長楕円形で先は短く尖り、下部に長毛が生える。
花冠は漏斗形、長さ4-7cm、幅5-7cm、
淡紅色、紅紫色、青紫色などさまざまである。
花後、花柄は下に曲がり、果実は下向きに熟す。
刮ハは球形、3室からなる。
本州(関東以西)〜琉球にしばしば見られる。
原産地:熱帯アメリカ。 渡来:宝永年間(1704-11)の栽培記録がある。
しばしば観賞用に栽培される。野生のものはこれからの逸出である。
長くつるを伸ばし、繁茂してからまるので、カキネ(垣根あ9アサガオともよばれる。
− 「日本の帰化植物」 −
【@を拡大しました −8〜9月、葉腋に花序を出し、1〜5個の花を散形状につける 】
21.10.8 撮影
【A 葉身は卵円形、先は短く尖り、基部は心形、全縁で分裂せず】
21.10.8 撮影
【B葉柄は長さ2-10cm、花軸は長さ3-10cm】
21.10.8 撮影
【C8〜9月、葉腋に花序を出し、1〜5個の花を散形状につける】
21.10.8 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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