12月26日 『Canon EOS 1Ds MarkV』のピントチェック結果


Bさんが、私のカメラ『Canon EOS 1Ds MarkV』+レンズ『EF100mm f/2.8L Macro IS USM』の
ピントチェックを昨日され、結果を教えてくれました。(4枚撮影されたうちの1枚をお見せします


【 「結果が出ました。後ピン1cm前後です」 
   11.12.25 撮影   
      「とりあえず速報。正月に纏めるので、これを見せる方向で考えてください」

       【上の画像を拡大しました −「せっかくのイチゴの表面に合っていないですね」

                            
         「ファインダーからは合っているように見えましたが残念。
         下の萼と横の葉にピントが合っています。焦点深度は3mm程度でしょうか」

                      【上の画像の撮影情報】

      「僕が知る半導体の世界では、Canonはこれの100万倍近くの精度でピントを
       合わせる技術を持っています。 
条件が違うので一概には言えませんが」

      「ちょっとがっかりかもしれませんが、MK2より遥かにましです。
      このレンズとMK3の組み合わせを使うのだから、
      Canonに最高の調整をしてもらうのが良いと思います。Canonならできるはずです」
 
                           
                        
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       【MarkVで何度撮ってもごみ箱行きでしたが、1枚だけ残していた私の画像】
                           11.12.18 撮影
     この場合、あなたならどこにピントを合わせます?
     私は、左の実の集団か右下の実の集団の、中心になっている果実に合わせたはずです。

  【上の画像を拡大 − 右下集団、中心になっている果実の萼の中にピントが合っていました】
                           11.12.18 撮影

 私がこの画像をCanonに持ち込んで「ピントがずれている」と主張しても、100%、(あちらは口に出さないとしても)私の腕のせいにされると思いました。

 Bさんにはフユイチゴのピントが合わないことは一切口にせず、気持ちよく撮っているとしか言っていなかったと思うのに、「MarkVのピントチェックをします」と、さっさと実行。
 絞りを解放に近づけ、症状があればはっきり出るように撮影し、結果を見せてくれたことで原因が分かりました。

 思った所にピントが合わないのに、「では、どこにピントが合っているか」を確かめもせず、私はひたすら自分の腕のせいと思いこんでいたこと自体が悲しい。
「いい加減でもう少し自信を持ちなさい」と、自分に言いました。