マコモ〈真菰〉(イネ科 マコモ属) 花期は8〜10月。 池や沼、河口などの水中に群生する大形の多年草。 敷物や衣服の材料にしたことによる名。 北アメリカではマコモの仲間の実をワイルドライスと呼び、七面鳥の詰め物にしたり、 スープに入れる。日本のものも食べられる。 高さは1〜2m。茎は太い円柱形で直径約2cm。葉は幅が広く2〜3cm。 花序は長さ40〜60cmで、多くの枝を出す。
枝の下部に雄小穂、上部に雌小穂をつける。
雄小穂は長さ8〜12mm、にごった赤紫色、無芒または短芒を持つ。
雌小穂は長さ15〜25mm、緑白色、ときに淡紫色、先は長さ2〜3cmの芒となる。
【@を拡大しました − この花序には雄小穂が多いようです】
10.9.7 撮影
「雄小穂は長さ8〜12mm、にごった赤紫色、無芒または短芒を持つ。
雄しべは6個、葯は長さ6〜10mm」
【A − @とは別の花穂です】
10.9.7 撮影
「花序の枝の下部に雄小穂、上部に雌小穂をつける」
【Aを拡大しました】
10.9.7 撮影
「雌小穂は長さ15〜25mm、緑白色、ときに淡紫色、先は長さ2〜3cmの芒となる」
【Aを更に拡大しました】
10.9.7 撮影
これは、2個の雌小穂が、枝の上下についていたのですね。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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