マグワ Morus alba〈真桑/別名カラヤマグワ・クワ〉(クワ科 クワ属)
花期は4〜5月。
人里に生える高さ6-15mになる落葉高木。中国原産。雌雄異株。
かって養蚕のために広く栽培されていたものが放置され、野生化している。
葉は互生。葉身は長さ8-5cmの卵形または広卵形。
切れ込みのないものから3裂するものまである。
先端はとがり、基部は切形または浅いハート形。
ふちにはやや粗い鋸歯がある。
本年枝の葉腋に花序が1個ずつつく。
雄花序は長さ4-7cmの円筒形で、雄花が多数つく。雄花には雄しべが4個ある。
雌花序は長さ5-10mm、雌花が多数つく。
雌しべの柱頭は2個、花柱はきわめて短い。
果実は集合果。
長さ1.5-2cmの楕円形。6〜7月、赤色から次第に黒紫色に成熟する。
【@を拡大しました】
15.4.18 撮影
【A下方の枝を】
15.4.18 撮影
【Aを拡大しました − 雄花序はヤマグワに似ているが、マグワの方が長い】
15.4.18 撮影
【B雄花序は長さ4-7cmの円筒形で、雄花が多数つく】
15.4.18 撮影
【Bを拡大しました − 雄花には雄しべが4個ある】
15.4.18 撮影
【C幹の中ほどを】
15.4.18 撮影
【Cを拡大しました】
15.4.18 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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