2015年 4月19日  マグワ


マグワの雄株が開花して、日記に一度も書いていないことに気づきました。
毎年、開花を楽しみに何度も見に来ているというのに、何故?
雄花・雌花をキチンと撮ってから書こうとして、そのままになっていたと思われますので、
今年こそ、とにかく雄株を書いて、雌花が開花したら雌株を書くことにしました。

【@稲川のほとり、古木になった雄株を見上げて】
15.4.18 撮影

           マグワ Morus alba〈真桑/別名カラヤマグワ・クワ〉(クワ科 クワ属) 
                                                花期は4〜5月。
         人里に生える高さ6-15mになる落葉高木。中国原産。雌雄異株。
         かって養蚕のために広く栽培されていたものが放置され、野生化している。
         葉は互生。葉身は長さ8-5cmの卵形または広卵形。
         切れ込みのないものから3裂するものまである。
         先端はとがり、基部は切形または浅いハート形。
         ふちにはやや粗い鋸歯がある。
         本年枝の葉腋に花序が1個ずつつく。
         雄花序は長さ4-7cmの円筒形で、雄花が多数つく。雄花には雄しべが4個ある。
         雌花序は長さ5-10mm、雌花が多数つく。
         雌しべの柱頭は2個、花柱はきわめて短い。
         果実は集合果。
         長さ1.5-2cmの楕円形。6〜7月、赤色から次第に黒紫色に成熟する。

【@を拡大しました】
15.4.18 撮影
                                 
【A下方の枝を】
15.4.18 撮影

【Aを拡大しました − 雄花序はヤマグワに似ているが、マグワの方が長い
15.4.18 撮影

【B雄花序は長さ4-7cmの円筒形で、雄花が多数つく
15.4.18 撮影

【Bを拡大しました − 雄花には雄しべが4個ある
15.4.18 撮影

【C幹の中ほどを】
15.4.18 撮影

【Cを拡大しました】
15.4.18 撮影

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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