キュウリグサ〈胡瓜草〉(ムラサキ科 キュウリグサ属) 花期は1〜6月。
葉をもむとキュウリに似たにおいがすることによる。
畑地や道ばたに普通に生える高さ15〜30cmの2年草。
下部の葉は長い柄があり、葉身は長楕円形〜卵形、長さ1〜3cm。上部の葉は無柄。
茎の先にサソリ形花序を出し、淡青紫色の花を次々に開く。花は直径約2mm。
【上の画像を拡大しました − 右側の花序です】
12.1.7 撮影
【左側の花序】
12.1.7 撮影
昨秋開花したと思われます。どんどん開花が早まっている植物のひとつです。
* * * * * * * * * *
【オオバタネツケバナ − こことは別の場所で昨秋、開花しているのを見ていましたが】
12.1.7 撮影
オオバタネツケバナ〈大葉種付花〉(アブラナ科 タネツケバナ属)花期は1〜5月。
原野の水湿地や川辺に生える多年草。
茎は多少毛があり、枝を分け、高さ20〜40cmになる。
葉は頭大羽状複葉で側羽片1〜6対。小葉は短い柄があり、卵形〜長楕円形、
縁は不規則に切れ込み、裂片は鈍頭。
総状花序に約20個の花をつける。
萼片は先が紫色を帯びる。花弁は白色、倒卵形で長さ3.5〜6mm。
長角果は線形、毛はなくて、長さ1.5〜2.5cm。
【小川のふちで寝そべって撮りました】
12.1.7 撮影
【上の画像を拡大しました − ここでも昨秋から咲いていた様子】
12.1.7 撮影
今日は日差しがあって明るかったのですが、全て ISO感度:500
で撮ってみました。
一番上のキュウリグサのシャッター速度:1/250。
後ピンの症状が出にくいように工夫したつもりです。
ホームページに使える画像が撮れましたが、これからの目的には使えません。
早く調整に出したいです。
* * * * *
今年の春は早まりそうです。
今日までに開花確認したのは42種。
昨年の同じ日の確認数は24で、42種になったのは2月7日(スイセン・シロバナタンポポ)、
去年より1カ月早いペースです。
キュウリグサ・オオバタネツケバナは、今年秋に開花確認したら、来年は「昨秋から引き続き
咲いている花」の仲間入りです。
春の行事の連絡が入り始めました。じっとしていられない気分です。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|