キュウリグサ Trigonotis peduncularis〈胡瓜草〉
(ムラサキ科 キュウリグサ属) 花期は1〜6月。
葉をもむとキュウリに似たにおいがすることによる。
畑地や道ばたに普通に生える高さ15-30cmの越年草。
下部の葉は長い柄があり、葉身は長楕円形〜卵形、長さ1-3cm。
上部の葉は無柄。
茎の先にサソリ形花序を出し、淡青紫色の花を次々に開く。
花は直径約2mm。
【@を拡大しました − 一体いつ開花したのか、果実もたくさん出来ています】
15.12.4 撮影
【A茎の先にサソリ形花序を出し、淡青紫色の花を次々に開く】
15.12.4 撮影
【Aを拡大しました − 花は直径約2mm】
15.12.4 撮影
* * * * * * * * * *
【Bヒメウズの今年の開花確認は1月20日でした】
15.12.4 撮影
|
ヒメウズ Semiaquilegia adoxoides〈姫烏頭〉
(キンポウゲ科 ヒメウズ属) 花期は12〜5月。
山麓の草地や道ばた、石垣のすき間などに生える高さ10-30cmの多年草。
楕円形の根塊の先に数個の根生葉と1〜数本の花茎をつける。
根生葉は長い柄のある1回3出複葉で、
小葉は2〜3裂し、裂片はさらに浅く2〜3裂する。
茎葉の柄は短く、基部は茎を抱く。裏面は白色ときに紫色を帯びる。
花は白色にやや紅色を帯び、直径4-5mmで、下向きに咲く。
萼片は花弁状。
花弁は萼片より小さく、雄しべと雌しべを筒状に囲み、直立する。
果実は袋果で、2〜4個が上向きにつく。
【Bを拡大しました − こちらも果実がたくさん出来ています】
15.12.4 撮影
【Bを拡大しました − 果実は袋果で、2〜4個が上向きにつく】
15.12.4 撮影
【C花は白色にやや紅色を帯び、直径4-5mmで、下向きに咲く】
15.12.4 撮影
* * * * * * * おまけ * * * * * * *
【Dアオジソの花がまだ咲いていました − 水がかれた溝の中で】
15.12.4 撮影
【E − Dの花穂を】
15.12.4 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|