2015年 12月4日  キュウリグサ・ヒメウズ



早春に咲き始めるキュウリグサとヒメウズが、12月初めだというのに、咲いていました。

【@キュウリグサの今年の開花確認は2月11日でした】
15.12.4 撮影

          キュウリグサ Trigonotis peduncularis〈胡瓜草〉
                        (ムラサキ科 キュウリグサ属) 花期は1〜6月。
        葉をもむとキュウリに似たにおいがすることによる。
        畑地や道ばたに普通に生える高さ15-30cmの越年草。
        下部の葉は長い柄があり、葉身は長楕円形〜卵形、長さ1-3cm。
        上部の葉は無柄。
        茎の先にサソリ形花序を出し、淡青紫色の花を次々に開く。
        花は直径約2mm。

【@を拡大しました − 一体いつ開花したのか、果実もたくさん出来ています】
15.12.4 撮影
                                 
【A茎の先にサソリ形花序を出し、淡青紫色の花を次々に開く
15.12.4 撮影

【Aを拡大しました − 花は直径約2mm
15.12.4 撮影

* * * * * * * * * *

【Bヒメウズの今年の開花確認は1月20日でした】
15.12.4 撮影

            ヒメウズ Semiaquilegia adoxoides〈姫烏頭〉
                            (キンポウゲ科 ヒメウズ属) 花期は12〜5月。
          山麓の草地や道ばた、石垣のすき間などに生える高さ10-30cmの多年草。
          楕円形の根塊の先に数個の根生葉と1〜数本の花茎をつける。
          根生葉は長い柄のある1回3出複葉で、
          小葉は2〜3裂し、裂片はさらに浅く2〜3裂する。
          茎葉の柄は短く、基部は茎を抱く。裏面は白色ときに紫色を帯びる。
          花は白色にやや紅色を帯び、直径4-5mmで、下向きに咲く。
          萼片は花弁状。
          花弁は萼片より小さく、雄しべと雌しべを筒状に囲み、直立する。
          果実は袋果で、2〜4個が上向きにつく。

【Bを拡大しました − こちらも果実がたくさん出来ています】
15.12.4 撮影
                                
【Bを拡大しました − 果実は袋果で、2〜4個が上向きにつく
15.12.4 撮影

【C花は白色にやや紅色を帯び、直径4-5mmで、下向きに咲く
15.12.4 撮影

* * * * * * * おまけ * * * * * * *

【Dアオジソの花がまだ咲いていました − 水がかれた溝の中で】
15.12.4 撮影

【E − Dの花穂を】
15.12.4 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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