キュウリグサ〈胡瓜草〉(ムラサキ科 キュウリグサ属) 花期は2〜11月。 葉をもむとキュウリに似たにおいがすることからこの名がある。畑地や道ばたに普通に生える高さ15〜30pの2年草。下部の葉は長い柄があり、上部の葉は無柄。茎の先にサソリ形花序をだし、淡青紫色の花を次々に開く。花は直径約2o。
駐車場そばのキュウリグサ、昨日開花確認をしました。
2月21日の開花確認は、昨年より23日遅れです。
【少し近寄って】
06.2.22 撮影
撮影した正午には、小雨が降り始めていました。
花にも雨がかかり、花の左端に見える玉は雨粒です。
【ゲンゲ】
06.2.22 撮影
ゲンゲ〈紫雲英/別名レンゲソウ〉(マメ科 ゲンゲ属) 花期は3〜5月。 中国原産の2年草。茎は地をはって広がり、高さ10〜25pになる。根に根粒バクテリアが共生し、空中の窒素を固定して蓄えるので緑肥として水田に植えられ、野生化したものもある。葉は奇数羽状複葉。花は紅紫色ときに白色。長さ約1.5pで、7〜10個が輪状につく。
ゲンゲも昨日開花確認しました。
昨年は3月7日でしたから、こちらは2週間も早まっています。
【上の画像を拡大しました】
06.2.22 撮影
足元はどろんこですが、春の花に神経を集中させて撮れることに、幸せを感じました。
キュウリグサ・ゲンゲは、各々ずっと同じ場所の株を観察した記録です。
この冬は寒さが厳しかったので、春の花は開花が遅れるだろうと予想していましたが、林縁のアオイスミレに続いて、畑のそばでゲンゲも早く咲きました。
気温が開花に影響を及ぼす度合いは、種によって異なるということでしょうか。
※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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