クワクサ Fatoua villosa〈桑草〉(クワ科 クワクサ属) 花期は6〜10月。
葉がクワに似ていることによる。
道ばたや畑、荒れ地などに多い高さ30-60cmの1年草。
茎や葉には細かな毛があり、茎はときに暗紫色を帯びる。
葉は互生し、長さ3-8cmの卵形で、先はとがり、ふちには鈍い鋸歯がある。
両面とも毛があってざらつき、形も質もクワの葉に似ている。
花は葉腋に淡緑色の丸いかたまりとなり、雄花と雌花が混じってつく。
雄花は花被(萼)が深く4裂、雄しべ4は花被片と対生、
初め内側に曲がっている花糸が急に反り返る時、花粉を空中に散らす。
雌花の花被も4裂する。
花柱は子房の横腹について、花被片のすき間から柱頭が伸び出す。
【@を拡大しました − 葉は形も質もクワの葉に似ている】
15.9.19 撮影
【@を拡大しました − 花は葉腋に淡緑色の丸いかたまりとなり、雄花と雌花が混じってつく】
15.9.19 撮影
【A雄花は花被(萼)が深く4裂、雄しべ4は花被片と対生】
15.9.19 撮影
【B雌花が開いていないので、古い画像を探しました】
13.9.13 撮影
【Bを拡大しました − 右下の花序】
13.9.13 撮影
【Bを拡大しました − 上方の花序】
13.9.13 撮影
「雌花の花被も4裂する。花柱は子房の横腹について、花被片のすき間から柱頭が伸び出す」
この2013年の画像は、現在と同じカメラとレンズで撮っているのに、こんなもの?
当時はこれで満足していたのですね。
集中力不足か、まだカメラになれていなかったからか?
今年、クワクサの雌花をキッチリと撮らなければ。
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昨年撮ったままの画像の整理は、先が見えてきたのでやる気満々、頑張れます。
明日中にフォルダー『9月』を空にしたら、20日中にすべて終えられます。←取らぬ狸の…(笑)
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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