クサギ Clerodendrum trichotomum〈臭木〉(シソ科 クサギ属) 花期は7〜10月。
高さ2-8mの落葉低木〜小高木。
樹皮は灰色〜暗灰色で、円い皮目が目立つ。
葉は対生し、長い柄があり、葉身は三角状心形〜広卵形、
低い不明の鋸歯があるかまたはほとんど全縁、
全体に強い臭気があり、長さ8-15cm、幅5-10cm、
裏面脈上にはふつう軟毛があるが、毛の多少は個体によって変異が多い。
集散花序は枝に頂生し、花は芳香がある。
萼は赤紫を帯び、5深裂して裂片は卵形で長さ約1cm。
花冠は白色、筒部は長さ2-2.5cm、舷部は径2-2.5cm、5裂して平開する。
核果は熟すと紫青色となり、光沢があって径6-7mm、
赤い宿存萼を伴って美しい。
− 改訂新版「日本の野生植物 5」 −
【@を拡大しました】
17.10.31 撮影
【A核果は熟すと紫青色となり、光沢があって径6-7mm】
17.10.31 撮影
【Aを拡大しました − 赤い宿存萼を伴って美しい】
17.10.31 撮影
* * * * * こんな時もありました* * * * *
【B集散花序は枝に頂生し、花は芳香がある】
16.7.26 撮影
【Bを拡大しました − 花冠は白色、筒部は長さ2-2.5cm、舷部は径2-2.5cm、5裂して平開する】
16.7.26 撮影
【C雄しべ4個と花柱は花冠から2.5-3.5cm突き出る(樹に咲く花)】
16.7.26 撮影
|
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|