2017年 11月3日  ヒオウギ



【@草原の遊歩道わきで】
17.11.3 撮影

           ヒオウギ Iris domestica〈檜扇〉(アヤメ科 アヤメ属) 花期は7〜8月。
         山地の草原に生えるが、鑑賞用に栽培もされる多年草。
         葉は幅広い剣状で、その並び方が檜扇に似ているのでこの名がある。
         葉は長さ30-50cm、幅2-4cm、先が長くとがり、緑色で多少紛白を帯びる。
         花茎は高さ60-100cm、上部が2〜3分枝し、
         枝端に数個の膜質の苞がつき、その中から2〜3花が出る。
         花は径3-4cm、花被片は狭長楕円形、
         橙色で内面に暗赤色の斑点があり、内片はやや幅が広い。。
         3個の雄しべは花柱を囲んで立ち、葯は線形で黄橙色、
         長さ10mm内外で底着する。
         刮ハは倒卵状楕円形で長さ約3cm。
         種子は球形で直径5mm、
         黒色で光沢が強く、〈うば玉〉または〈ぬば玉〉と呼ばれる。
          − 改訂新版「日本の野生植物 1」 −          

【@を拡大しました − 枝端に数個の膜質の苞がつき、その中から2〜3花が出る
17.11.3 撮影
                                 
【A その漆黒さはあまりにも黒いので、古来より「黒」の枕詞として使われた(山に咲く花)】
17.11.3 撮影

* * * * * こんな時もありました* * * * *

【B今年の開花確認画像です】
17.7.13 撮影

【Bを拡大しました − 花茎は高さ60-100cm、上部が2〜3分枝し
17.7. 13 撮影

【Bを拡大しました − 花は径3-4cm、橙色で内面に暗赤色の斑点があり
17.7.13 撮影

   今年は、ヒオウギの花が、あちこちでたくさん見られました。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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