11月7日 クサギ 


【林縁では今、色鮮やかな萼の上に載ったクサギの果実が目につきます】
   09.11.7 撮影
   
    クサギ〈臭木〉(クマツヅラ科 クサギ属) 花期は7〜10月。
   枝や葉を切ると独特の臭気があるのでこの名がある。
   日当たりのよい山野に生える高さ3〜5mになる落葉低木。
   葉は対生し、長さ8〜20cmの三角状心形または広卵形で、先はとがり、基部は円形。
   ふちにはまばらに浅い鋸歯があるか、ほとんど全縁。
   枝先や上部の葉腋から集散花序をだし、芳香のある白い花を多数つける。
   花冠は長さ2〜2.5cmの細長い筒状で、先は5裂して平開する。
   果実は核果。直径6〜7mmの球形で10〜12月に光沢のある藍色に熟す。
   
                                         
真紅の萼と藍色の果実のコントラストが美しい
 09.11.7 撮影

  
萼片は長さ1cmの卵形で、果期には平開して美しい紅色になる  
09.11.7 撮影
果実は核果。
直径6〜7mmの球形で10〜12月に光沢のある藍色に熟す


* * * * * * こんな時もありました * * * * * *

【今年の開花確認は7月24日でした】
09.7.28 撮影

枝先や上部の葉腋から集散花序をだし、芳香のある白い花を多数つける
07.8.3 撮影
花冠は長さ2〜2.5cmの細長い筒状で、先は5裂して平開する

上の画像を拡大しました  
07.8.3 撮影
「雄しべ4個と花柱は花冠から2.5〜3.5cm突き出る」

 草原では今、ヤマジノギク・リンドウ・ウメバチソウ・ムラサキセンブリ・センブリなどの晩秋の花が咲き競っていますが、書いてしまったこれからの日記は、恒例の「こんな時もありました」になりそうです。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。