クサギ〈臭木〉(クマツヅラ科 クサギ属) 花期は7〜10月。
枝や葉を切ると独特の臭気があるのでこの名がある。
日当たりのよい山野に生える高さ3〜5mになる落葉低木。
葉は対生し、長さ8〜20cmの三角状心形または広卵形で、先はとがり、基部は円形。
ふちにはまばらに浅い鋸歯があるか、ほとんど全縁。
枝先や上部の葉腋から集散花序をだし、芳香のある白い花を多数つける。
花冠は長さ2〜2.5cmの細長い筒状で、先は5裂して平開する。
果実は核果。直径6〜7mmの球形で10〜12月に光沢のある藍色に熟す。
【真紅の萼と藍色の果実のコントラストが美しい】
09.11.7 撮影
【萼片は長さ1cmの卵形で、果期には平開して美しい紅色になる】
09.11.7 撮影
「果実は核果。
直径6〜7mmの球形で10〜12月に光沢のある藍色に熟す」
* * * * * * こんな時もありました * * * * * *
【今年の開花確認は7月24日でした】
09.7.28 撮影
【枝先や上部の葉腋から集散花序をだし、芳香のある白い花を多数つける】
07.8.3 撮影
「花冠は長さ2〜2.5cmの細長い筒状で、先は5裂して平開する」
【上の画像を拡大しました】
07.8.3 撮影
「雄しべ4個と花柱は花冠から2.5〜3.5cm突き出る」
草原では今、ヤマジノギク・リンドウ・ウメバチソウ・ムラサキセンブリ・センブリなどの晩秋の花が咲き競っていますが、書いてしまったこれからの日記は、恒例の「こんな時もありました」になりそうです。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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