2015年 10月8日  クロテンツキ



【@「ホシクサに似た花が」と、齊藤さん − 駐車場に置いてあるプランターの中で】
15.10.4 撮影

         クロテンツキFimbristylis diphylloides〈黒点突〉
                           (カヤツリグサ科 テンツキ属) 花期は 10月。
        休耕田や池の周辺などの日当たりの良い湿地に生える1年草。
        植物体はやや叢生し、無毛。
        稈は高さ15-40cm、基部に無葉身の鞘がある。
        葉は幅1.5-3mm。基部の鞘は暗褐色。
        花序は散形。
        苞葉の葉身は4〜8枚、花序より短い。
        小穂は卵形、長さ約4mm、褐色、鈍頭。
        鱗片は倒卵形、長さ約2mm、淡褐色、鈍頭。
        花柱は2個。扁平ではなく、やや細く、平滑。

【Aテンツキと思い込んでいましたが、違うことが分かりました】
15.10.4 撮影
                                 
【Aを拡大しました −  植物体は無毛。苞葉は4〜8枚、花序より短い。小穂は卵形、褐色、鈍頭
15.10.4 撮影

【B】
15.10.4 撮影

見た感じでテンツキと思い込み、詳細を撮っていませんが、小穂の形と全体が無毛であることから、
昨日書いたテンツキとは別種のクロテンツキと同定しました。
クロテンツキについた花番号は『1419』。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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