クロテンツキFimbristylis diphylloides〈黒点突〉
(カヤツリグサ科 テンツキ属) 花期は 10月。
休耕田や池の周辺などの日当たりの良い湿地に生える1年草。
植物体はやや叢生し、無毛。
稈は高さ15-40cm、基部に無葉身の鞘がある。
葉は幅1.5-3mm。基部の鞘は暗褐色。
花序は散形。
苞葉の葉身は4〜8枚、花序より短い。
小穂は卵形、長さ約4mm、褐色、鈍頭。
鱗片は倒卵形、長さ約2mm、淡褐色、鈍頭。
花柱は2個。扁平ではなく、やや細く、平滑。
【Aテンツキと思い込んでいましたが、違うことが分かりました】
15.10.4 撮影
【Aを拡大しました − 植物体は無毛。苞葉は4〜8枚、花序より短い。小穂は卵形、褐色、鈍頭】
15.10.4 撮影
【B】
15.10.4 撮影
見た感じでテンツキと思い込み、詳細を撮っていませんが、小穂の形と全体が無毛であることから、
昨日書いたテンツキとは別種のクロテンツキと同定しました。
クロテンツキについた花番号は『1419』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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