2019年 5月6日  クロマツ



【@秋吉台ではクロマツは少ないです − 龍護峰で】
19.5.6 撮影

       クロマツPinus thunbergii〈黒松/別名オマツ〉(マツ科 マツ属) 花期は5月。
      常緑高木。海岸沿いを中心に広く自生する。
      乾燥と湿気に強く、また潮風に対する抵抗性もあるので、
      防風・防潮林として植えられることが多い。
      大きいものは高さ40m、直径2m以上になる。
      樹皮は灰黒色で、幼木では浅く裂けるが、
      老木になると深い亀甲状に裂け目ができ、やや厚い不規則な鱗片となってはがれ落ちる。
      葉は2個ずつ束生し、長さ5-16cmの針状でかたく、基部は褐色のさやにおおわれている。
      葉の横断面は半円形。
      4〜5月に開花する。
      
雄花は今年伸びた枝の下部に多数群がってつき、雌花は先端に1〜3個つく。
      雄花は長さ1.5-1.8cmの長楕円状円柱形。
      雌花は紫紅色でほぼ球形。
      球果は翌年の10月頃に成熟し、長さ5-7cmの卵状円錐形で淡褐色。
      種子は長さ5-6mmの倒卵形で、種子の長さの3倍くらいの翼がある。
      幹から松やにがとれる。
      用途:庭木、並木、防風・防潮樹、建築・土木・器具材、花材
      分布:本、四、九、朝鮮南部

       − 山渓カラー名鑑「日本の樹木」 −

【@を拡大しました − 球果は翌年の10月頃に成熟し、長さ5-7cmの卵状円錐形で淡褐色
19.5.6 撮影
                                 
【A雄花は今年伸びた枝の下部に多数群がってつき
19.5.6 撮影

【Aを拡大しました − 雄花は長さ1.5-1.8cmの長楕円状円柱形
19.5.6 撮影

【B雌花は今年伸びた枝の先端に1〜3個つく
19.5.6 撮影

【Bを拡大しました】
19.5.6 撮影

【Bを拡大しました − 雌花は紫紅色でほぼ球形
19.5.6 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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