クロキ Symplocos lucida〈黒木〉(ハイノキ科 ハイノキ属) 花期は3〜4月。 樹皮が黒っぽいことによる名。 暖地の沿岸地の林内に生え、高さ10mになる常緑小高木。 樹皮は黒褐色でなめらか。小さい皮目がある。 葉は互生し、長さ4-7cmの楕円形または長楕円形。 ふちには波状の鋸歯がまばらにある。 厚い皮質で光沢がある。 3〜4月、葉腋に白い花が集まってつく。 花冠は直径7-8mmで5深裂する。 雄しべは多数。雌しべは1個で、花盤に長い毛がある。
果実は長さ1-1.5cmの長楕円形で10〜11月に黒く熟す。
【@を拡大しました − 今年は平年並みの開花でしたが】
17.3.18 撮影
【Aホウライカズラが寄りかかっているこの個体での開花確認は初めてでした】
17.3.18 撮影
【B − Aの下側の花序にピントを】
17.3.18 撮影
【Bを拡大しました】
17.3.18 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【Cナガバモミジイチゴ − あちこち見てきましたが、ここが一番早くて、まだこの状態】
17.3.18 撮影
【Dキブシもこの林縁でいつも開花確認しています − 雌花】
17.3.18 撮影
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今の時期、この林縁で人に出会うことは滅多にありませんが、今日もそう、一人ぼっちでした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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