クリ〈栗/別名シバグリ〉(ブナ科 クリ属) 花期は5〜6月。雌雄同株。
丘陵から山地に生える高さ17mほどになる落葉高木。
葉は互生。葉身は長さ7〜14cmの長楕円形で、薄い皮質。
先端は鋭くとがり、基部は円形またはハート形。ふちには先端が針状の鋸歯がある。
新枝の葉腋から長さ10〜15cmの尾状花序をやや上向きに出す。
花序につく花はほとんどが雄花で、基部に雌花がつく。
雄花は無柄で半円形の苞のわきに7個ほどが集まってつく。
雌花は緑色の総苞(若いいが)の中に3個ずつ入っている。
果実は堅果。その年の秋に熟す。
【A花序につく花はほとんどが雄花で、基部に雌花がつく】
09.6.4 撮影
【雄花 ― Aを拡大しました】
09.6.4 撮影
「雄花は無柄で半円形の苞のわきに7個ほどが集まってつく。
「雄しべは約10個、花被の外にとびでる」
【B】
09.6.4 撮影
【Bを拡大 ―
雌花は緑色の総苞(若いいが)の中に3個ずつ入っている】
09.6.4 撮影
「総苞は花時には直径3mmほどの球形で、先端が鋭い卵状披針形の鱗片に被われている。
花柱は長さ3mmほどの針状で、9〜10個あり、総苞の外にとびでる」
【C葉は互生。葉身は長楕円形で、薄い皮質】
09.6.4 撮影
「先端は鋭くとがり、ふちには先端が針状の鋸歯がある」
【葉のふち ― 「先端が針状の鋸歯」がある】
09.6.4 撮影
先端まで葉緑素があり、緑色です。
* * * * * * * おまけ * * * * * * *
【クヌギの葉の鋸歯 】
09.6.4 撮影
鋸歯の先端は「長さ2〜3mmの針」になります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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