2015年 6月26日  クモキリソウ


近年、めっきり個体数が減ってきているのですが、今年はこまめに探し歩いたお陰か、
花がついた株を3ヶ所で見ることができました。

【@エコツアーのコースで】
15.6.16 撮影

          クモキリソウ Liparis kumokiri 〈雲切草〉(ラン科 クモキリソウ属) 
                                         花期は6〜7月。
         湿り気の多い林の中に生える花茎の高さ10-20cmの多年草。
         葉は2個。長さ5-12cmの広卵形でふちは細かく波打つ。
         淡緑色または黒褐色の花が総状に5〜15個つく。
         花は淡緑色(アオグモ)、または黒褐色(クログモ)と変異がある。
         苞は卵状3角形で鋭頭、長さ1-1.5mm。 
         萼片は狭長楕円形、鈍頭、長さ6-7mm。
         側花弁は狭線形、鈍頭、萼片と同長。
         唇弁は長さ5-6mm、反局し、くさび状倒卵形、中央に浅い溝がある。



【@を拡大しました】
15.6.16 撮影
                                 
【A県道わきの斜面で】
15.6. 撮影

【Aの右側の花】
15.6.19 撮影

【Aの左側の花】
15.6.19 撮影

【B10年ほど前から数年間見られた林縁の近くで】
15.6.22 撮影

【Bの左側の花】
15.6.22 撮影

【Bから1mの所で − 花は終わっていましたが、来年を楽しみに】
15.6.22 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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