7月15日  クマヤナギとウマノスズクサが開花しました




【@ブッシュで見つけました − 昨年まで林道の4カ所で見てきた株は、順に消えてしまいました】
13.7.15 撮影

       クマヤナギ〈熊柳〉(クロウメモドキ科 クマヤナギ属) 花期は7〜8月。
      丘陵から山地の林内に生えるややつる性の落葉低木。高さ5mほどになる。
      葉は互生。葉身は長さ4〜6cm、幅2〜4cmの卵形〜長楕円形。
      先は鈍いか円く、基部は円形、ふちは全縁。側脈は7〜8対ある。
      枝先と枝先近くの葉腋から総状花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。
      花序の軸は無毛で、横枝は再分枝しない。
      花は直径3mmほど。花弁と萼片は5個。
      萼片は長三角形。花弁は萼片より短く、両側から巻いて雄しべを抱く。
                         


【A − @の下方です − ネムノキに絡みながら伸び回っています】
13.7.15 撮影

【B下で垂れている枝を】
13.7.15 撮影

【C枝先と枝先近くの葉腋から総状花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける
13.7.15 撮影

【D葉を −  葉は互生。基部は円形、ふちは全縁。側脈は7〜8対ある
13.7.15 撮影

【Cを拡大しました − 花序の軸は無毛で、横枝は再分枝しない
13.7.15 撮影

【Cを拡大しました − 花は直径3mmほど。花弁と萼片は5個
13.7.15 撮影

ブッシュの地面は深い穴の底のため、これ以上近寄って撮れないのは残念でした。



昨年まで見た林道わきの株は枯死し、林道を歩くたびにクマヤナギを探していましたが、
まさか、草原の真ん中のブッシュで見られるなんて!暑さに負けずに歩いて良かった。
このブッシュが刈られたのを一度も見ていないので、来年もクマヤナギが見られます。



* * * * * * * * * *


【E草原から下りて、確認していた2つの蕾の様子を見に来たら、笹薮の上方で!】
13.7.15 撮影

        ウマノスズクサ 〈馬の鈴草〉(ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属) 花期は7〜8月。
      川の土手や畑、林のふちなどに生えるつる性の多年草。全体に無毛で粉白を帯びる。
      茎は細く丈夫でよく分枝し、ほかの木や草にからみつく。
      葉は互生し、長さ4〜7cmの三角状卵形。基部は心形で両側が耳状にはりだす。
      葉腋にサキソフォンに似た形の花が1個ずつつく。花は長さ3cmあまり。

      萼筒はゆるく湾曲し、先端は斜めにスパッと切り落としたような形で、やや反り返る。


     【Fこの辺りの環境が変わり、つい最近まで諦めていたのに、今年も無事咲きました】
13.7.15 撮影

G
13.7.15 撮影

【H】
13.7.15 撮影

        藪の手前、ササの下方で見つけていた蕾は開花まで2〜3日でしょうか。


半分諦めていたクマヤナギとウマノスズクサ。今日の日記はどっちにする?
明日は、きっとまた書きたいものがあるに違いないので、書かなかった方は、このまま没に。
昨日のカワラナデシコとキキョウに続いて、どうしても両方書きたいので、楽に書けるように、
日記のテンプレートをもう一つ、「W」を作りました。


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。


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