カンガレイ〈寒枯藺〉(カヤツリグサ科 ホタルイ属) 花期は7〜9月。
枯れた茎が冬になっても残っているいることからつけられたといわれる。
池や沼、河原などに普通に生える高さ0.5〜1.2mの多年草。
茎は鋭い3稜形で、多数叢生して大きな株を作る。
葉は葉身が退化して葉鞘だけになっている。
茎の先に長さ3〜7cmの苞が1個、直立または開出し、
そのわきに4〜10個の小穂が頭状につく。
小穂は長さ1〜2cm、幅4〜6mmの長楕円形。柱頭は3個。
果実は3稜のある扁平な広卵形で、光沢のある黒褐色。
【A茎の先に長さ3〜7cmの苞が1個、直立または開出し】
13.7.16 撮影
「そのわきに4〜10個の小穂が頭状につく」
【Aを拡大しました − 小穂は長さ1〜2cmの長楕円形。柱頭は3個】
13.7.16 撮影
【B雄性期の小穂と思われます】
13.7.16 撮影
【Bを拡大しました −柱頭がしおれて褐色になると葯が伸び始め、雄性期に移行する】
13.7.16 撮影
トンボの一部だけが入る切り方ができなくて、変なトリミングになりました ^^;
* * * * * おまけ * * * * *
【C同じため池で初めて大きな葉が浮いているのを見ました】
13.7.16 撮影
【Cを拡大しました − フトヒルムシロの浮葉?】
13.7.16 撮影
「夏ごろには浮葉の多くが枯れる。春〜夏に花茎を水面に出して花穂をつける」
これから花穂が出るのかも。見逃さないように通いましょう。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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