2016年 10月21日  コヤシタヌキマメ



【①高さ80cmくらい、林道へ向かう道ばたで、浅香さんが見つけられました】
16.10.21 撮影

         コヤシタヌキマメ Crotaria juncea L.〈肥やし狸豆/別名サンヘンブ・クロタリア〉
                                (マメ科 タヌキマメ属) 花期は 10月~。
        インド原産の一年草。
        原産地のインドでは古くから繊維作物として栽培されている。
        種子の発芽率がよく、初期の生育が旺盛なため緑肥として栽培され、
        逸出野生化したものが散見される。
        茎は稜があり有毛、上方で分枝して高さ1-2.5mになる。
        葉は互生、3mmほどの葉柄があり、
        葉身は線状楕円形、長さ3-10cm、幅1-3cm、
        先は鋭形~鈍形、基部は鈍形、縁は全縁、中肋は下面に凸出する。
        両面とも白色毛を密生し、草全体が灰白色に見える。
        花は夏から秋にかけて頂生の穂状花序に5~20個つく。
        花冠は黃色=橙黃色、旗弁は2.5cmほど。
        上方の萼は2裂、下方の萼は3裂。
        豆果は長さ3cm幅1.5cmほどで、白色毛を密生し、下垂してつく。

【②「原色牧野植物大図鑑」でレダマかと思ったのですが、違いました】
16.10.19 撮影
                                 
【②を拡大しました - 花は夏から秋にかけて頂生の穂状花序に5~20個つく
16.10.19 撮影

【③】
16.10.21 撮影

【③を拡大しました - 茎は稜があり有毛
16.10.21 撮影

【①を拡大しました - 葉は互生、両面とも白色毛を密生し、草全体が灰白色に見える
16.10.21 撮影

【④葉身は線状楕円形、先は鋭形~鈍形、基部は鈍形、縁は全縁
16.10.21 撮影

【④を拡大しました - 両面とも白色毛を密生
16.10.21 撮影

【⑤葉裏を】
16.10.21 撮影

【⑤を拡大しました - 両面とも白色毛を密生し、中肋は下面に凸出する
16.10. 21 撮影

【⑥花は夏から秋にかけて、頂生の穂状花序に5~20個つく
16.10.19 撮影

【⑥を拡大しました - 花冠は黃色=橙黃色、旗弁は2.5cmほど
16.10.19 撮影

【⑦上方の萼は2裂、下方の萼は3裂
16.10.19 撮影

  新しく見つけた花ですが、大きく派手な花は久しぶりです。
  もっと見られないか、辺りを探しましたが、①に写っている2個体(1本は倒れている)だけでした。
  来年も見られるのか…?
  コヤシタヌキマメに花番号『1472』をつけました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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