コヤシタヌキマメ Crotaria juncea L.〈肥やし狸豆/別名サンヘンブ・クロタリア〉
(マメ科 タヌキマメ属) 花期は 10月~。
インド原産の一年草。
原産地のインドでは古くから繊維作物として栽培されている。
種子の発芽率がよく、初期の生育が旺盛なため緑肥として栽培され、
逸出野生化したものが散見される。
茎は稜があり有毛、上方で分枝して高さ1-2.5mになる。
葉は互生、3mmほどの葉柄があり、
葉身は線状楕円形、長さ3-10cm、幅1-3cm、
先は鋭形~鈍形、基部は鈍形、縁は全縁、中肋は下面に凸出する。
両面とも白色毛を密生し、草全体が灰白色に見える。
花は夏から秋にかけて頂生の穂状花序に5~20個つく。
花冠は黃色=橙黃色、旗弁は2.5cmほど。
上方の萼は2裂、下方の萼は3裂。
豆果は長さ3cm幅1.5cmほどで、白色毛を密生し、下垂してつく。
【②「原色牧野植物大図鑑」でレダマかと思ったのですが、違いました】
16.10.19 撮影
【②を拡大しました - 花は夏から秋にかけて頂生の穂状花序に5~20個つく】
16.10.19 撮影
【③】
16.10.21 撮影
【③を拡大しました - 茎は稜があり有毛】
16.10.21 撮影
【①を拡大しました - 葉は互生、両面とも白色毛を密生し、草全体が灰白色に見える】
16.10.21 撮影
【④葉身は線状楕円形、先は鋭形~鈍形、基部は鈍形、縁は全縁】
16.10.21 撮影
【④を拡大しました - 両面とも白色毛を密生】
16.10.21 撮影
【⑤葉裏を】
16.10.21 撮影
【⑤を拡大しました - 両面とも白色毛を密生し、中肋は下面に凸出する】
16.10. 21 撮影
【⑥花は夏から秋にかけて、頂生の穂状花序に5~20個つく】
16.10.19 撮影
【⑥を拡大しました - 花冠は黃色=橙黃色、旗弁は2.5cmほど】
16.10.19 撮影
【⑦上方の萼は2裂、下方の萼は3裂】
16.10.19 撮影
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新しく見つけた花ですが、大きく派手な花は久しぶりです。
もっと見られないか、辺りを探しましたが、①に写っている2個体(1本は倒れている)だけでした。
来年も見られるのか…?
コヤシタヌキマメに花番号『1472』をつけました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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