コヤブタバコ〈小薮煙草〉(キク科 ヤブタバコ属) 花期は7〜9月。
山野の林内に普通に見られる高さ50-100cmの2年草。
茎は太く、よく枝分かれし、下部には白い軟毛が密生する。
根生葉は花のころには枯れてない。
下部の葉は長さ9-25cmのさじ状長楕円形で、基部は次第に狭くなり葉柄の翼に続く。
ふちには不揃いの鋸歯があり、両面ともやや密に白い軟毛が生える。
中部の葉は長楕円形で、少し小さい。
枝先に緑白色の頭花を下向きにつける。
頭花は直径1.5-1.8cm。
頭花の基部には長さ2-5cmの線状披針形の苞葉が多数つく。
総苞は長さ7-8mmの広鐘形。
【@を拡大しました − 枝先に緑白色の頭花を下向きにつける。】
13.8.14 撮影
【A今日、林縁でも開花していました】
13.8.14 撮影
【B葉 − ふちには不揃いの鋸歯があり、両面ともやや密に白い軟毛が生える】
13.8.14 撮影
【C頭花の基部には長さ2-5cmの線状披針形の苞葉が多数つく】
13.8.14 撮影
【Cを拡大しました − 花冠は緑白色、総苞の外片は緑色、内片は周りが白くて薄い】
13.8.14 撮影
「内外はほとんど同じ長さで、ガンクビソウのように外から内に次第に長くなることはない」
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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