5月31日  コウガイゼキショウ・アギスミレ

コウガイゼキショウ    05.5.31 撮影
   
 コウガイゼキショウ〈こうがい石菖/別名ヒラコウガイゼキショウ〉(イグサ科) 
                                            花期は6〜7月。
 全体の感じをサトイモ科のセキショウに、平たい葉をこうがい(日本髪に差す細長い装身具)に例えたものという。湿地や水辺に生える高さ30〜40pの多年草。茎は扁平でごく狭い翼がある。球状に集まった頭花を集散状に多数つける。花被片は長さ3〜3.5oの線状披針形。

 5月29日、少し湿った荒れ地で赤い草のかたまりがいくつか見えました。
「あれ?アリノトウグサ?」
「アリノトウグサはまだ開花していないので、あんなに丈が高くないです」と、私。
 近づいた“パソコンの師匠”が「コウガイゼキショウ!」と。
  上の画像は、今日ほかの湿地で見つけ、アオコウガイゼキショウかと思いましたが、茎が扁平なので、若い花序のコウガイゼキショウです。
 
                     【5月29日に見つけた株】                    
                        05.5.29 撮影
 
                 
「花序は成熟すると赤みが強くなる」

                     【上の画像を拡大しました】                      

アギスミレ(スミレ科)
05.5.31 撮影
 
 アギスミレ〈顎菫〉 花期は4〜6月。
 湿地や湿原に生えるニョイスミレの変種。葉がブーメラン形になるのが特徴。花期の葉は初め心形で、花のあと特にブーメラン形が顕著になるが、ニョイスミレとはっきり区別できないものも多い。茎は立ち上がり、草丈は10〜20pになる。


                  【アギスミレと教えてもらった株】 
05.5.29 撮影

ですが、うまく撮れていなかったので、今日撮り直してきました。
でも、今日は咲き終わった花しか見えませんでした。