2019年 1月8日  コタニワタリ



【@早春にはすぐこの下で、希少な小さな花が群生して咲きます】
19.1.8 撮影

         コタニワタリ Asplenium scolopendrium(チャセンシダ科 チャセンシダ属) 常緑性。
        根茎は短く、葉を叢生する。葉柄は長さ3-12cm、やや密に鱗片がある。
        葉身は単葉で被針形、鋭頭〜鋭尖頭、長さ12-50cm、下部はやや狭くなり、
        基部は心形、両側に耳片、葉質はやや多肉質、緑色、下面には鱗片がある。
        辺縁は全縁、やや波状ににかわ質の薄膜がある。
        葉脈は遊離、叉状に分岐して平行に並び、先端は辺縁に達しない。
        胞子嚢群は長さ4-18mm、中肋に直角に近い角度でつき、線形。
        北海道から九州まで分布するが、温帯に多く、山地のやや陰湿な林床に生じる。



【A何度もきているのに、ここでコタニワタリを確認したのは初めてです】
19.1.8 撮影
                                 
【Bコタニワタリはここ以外の2か所で見てきました】
19.1.8 撮影

【Bを拡大しました − 葉身は単葉で被針形、鋭頭〜鋭尖頭、長さ132-50cm、下部はやや狭くなり
19.1.8 撮影

【C基部は心形、両側に耳片
19.1.8 撮影

【D胞子嚢群は長さ4-18mm、中肋に直角に近い角度でつき、線形
19.1.8 撮影

【Dを拡大しました − 辺縁は全縁、やや波状ににかわ質の薄膜がある
19.1.8 撮影

 コタニワタリは、2007年に書いたきりでしたが、カメラがグレードアップしているし、
 腕も少しは上がっていると思いますので、苦手なシダですが、花が咲かない今、時間を取って、
 画像を新しくしていきたいと思っています。


※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。

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